とある旅人の人生の軌跡

なんか色々な私生活書いてます

桁下1.5mの門をくぐって

どうも、ちーです。

いつも通り乱文になるとは思うんですが、Twitterに書くには140字じゃ絶対まとめられないものを見てきたのでブログで備忘録も兼ねて書いていきます。

 

大阪に行くきっかけ

そもそも今回大阪に行くことになったきっかけは、友達がゴルフの大会に出るとのことで面白そうだしキャディーやりに来てくれないか、みたいなノリでした。

ゴルフに誘ってくれた人はスタバで働いてきた時の友達で、ノリと勢いでとんでもないことをぶっ込んでくるんですね。

とはいえ、久しぶりに顔も見たいしそんだけ張り切ってるならまあと、ゴルフ大会に出る2人のキャディーをしに大阪に行くことになりました。

ぶっちゃけこの時は、「正直、行きたくないなあ…行ったら絶対後悔するなあ…」ってめっちゃ後ろ向きでした。

この旅で見るものが、今まで生きてきた人生で多分TOP10に入るであろう衝撃な景色であることを知らずに…。

 

散歩の前哨戦@アメリカ村とグリ下界隈

今回の旅行で一緒に行く友達が、先のような友達だったこともあって一日だったら全然大丈夫だったけれど、流石に3泊も一緒に寝食を共にするとこっちの身がもたないし、100%喧嘩する気がしたので2泊目と3泊目は友達の家ではなく別でホテルを取ることに。

 

初日は、夜着だったこともあったのでお酒を大量に買い込み朝の6時まで宴会。

久しぶりの再会ということでいろんな話に花を咲かせました。

その中で、「3日目の夜に俺たち飛田新地に行くんやけど〇〇も来ない?」とお誘いがありました。

 

飛田新地

 

正直名前は聞いたことあるし、撮影禁止、日本最後の遊郭と呼ばれたことくらいは知ってる程度の知名。

でもまあまあな回数大阪に行ってるとはいえ、実際に探訪したことは一度もなかったのです。

ただ、3日目の夜は別のものを見に行きたかったので個人行動をすることに。

 

2日目と3日目のゴルフは楽しかったんですが、この辺は多分話してもしょうがないので

ショートコースの池越え90ヤードと108ヤードをドライバーでぶっ放したことだけ報告して割愛します。

 

3日目の夜、一番見に行きたかったものは「グリ下界隈」。

最近巷を騒がせている若者集団というのが適切なんだろうか。

ちょっと前に、歌舞伎町を散歩して「トー横界隈」を観測してきたので、西のグリ下界隈はどんなもんじゃろと思って見に行くだけ見に行きました。

この界隈をきちんと説明するのであれば、恐らく中学生〜22歳くらいまでの若い子達が、お酒なりエナドリなり飲んで各々おおよそ地雷やモノトーンコーデに身を包んでたむろしている界隈のことです。

Twitterとかで調べると、トー横・グリ下に行きたい!と言っている人や、逆にはた迷惑とその近辺を活動領域にしている住人か煙たがられている集団なので、賛否両論あるならと思って行きました。

ちなみに、さっきから出てきているトー横は新宿歌舞伎町のTOHOシネマの謎にでっかい広場のこと、グリ下は大阪のグリコネオンサインのある戎橋の下のことを指します。

あとついでに大阪の原宿っぽいアメリカ村もついでに散策することに。

 

心斎橋駅を降りて少し歩くと、アメリカ村っぽい領域に入りました。

昼間のアメリカ村は、ちょっと治安は悪いけどまあ全然楽しめるよね〜くらいのゆるふわ感なのに、夜になると一転ちょっと怖い感じの街に。

三角公園にスケボー乗ってる若者、いかにもギャル系の色々ゆるそうな女の子、なんかよくわからんフード被った黒人のおにーちゃん、タトゥーごんごんに入った人。

うーん、よくわかんないけどとりあえず治安は普通に悪そうだぞ〜くらいのテンションで見れました。

女の子一人で歩くのはややしんどいけど、全然男一人でもまあまあ歩けるなあという印象でした。

アメリカ村を抜けてグリ下界隈のある道頓堀に向けて方向を変えて歩いている途中、数軒のラブホとピンサロを発見。あと黒服。

うーん、デリヘルとか呼んだりとか三角公園近辺でナンパした女の子を連れ込むならこの辺は需要あるのかなとか思ってスルー。

人通りはなかったけれど、別に刺されそうな感じもなかったので多分歩けます。

 

さて、問題のグリ下界隈。

心斎橋筋のドンキの横の橋から下に降りていく階段を発見したので、グリ下界隈のいる岸と対岸をゆっくりと歩く。

遠目で見た感じ、岸辺に20人〜30人くらいでたむろして馬鹿騒ぎしている若い男女の界隈といったところでした。

あの狭い空間なのに、謎にチェアーを持ってきてくつろいでる女の子や明らかに似合わない派手髪の人とかがいるのを見て「ああ、これは嫌いになる人も多いだろうなあ…」と思いながら上に上がりました。

ぶっちゃけ、大したことはなさそうで喧嘩に巻き込まれそうになったら道頓堀に投げ込んで逃げるくらいのパワーがあれば全然どうにかなりそうなくらいの人が集まってました。

戎橋まで上がると、ナンパ師っぽい男の人の手段が、色々ゆるそうな女の子を目掛けて次々声をかけていくのを発見。

あんまりこういうことを言うのはアレだけれど、チャラい空気感は出せているけど歯が謎に黒いし、まず清潔感からなんとかしてからナンパ出直してこいって言いたくなるような風貌の人ばかりでした。

いや、あれついていく女の子非常に申し訳ないけれど「寂しいから仕方なく」とか「可愛いとか言われたことないから」とか気持ちは分からなくないけど、流石にもうちょっと相手選ぼう???せめてTinderあたりでやっとけばもうちょいいい人見つかるからってめっちゃ言いたいです。

ある意味期待通りの光景を見て、この日は終了。

 

散歩の本番@西成と飛田新地

〜西成編〜

4日目。元々キャディーをする予定で大阪にきた自分だったけど、前日の夜に突然LINEが入って「ごめん、明日の試合キャディーつけられんくなった…。直近でキャディーをやっていた人が重傷になったらしく、運営が…。」と連絡をくれた。

いやキャディーやってて重傷ってどんな事故だよ、雷に打たれたかカートに轢かれて骨折したかゴルフショットの近くにいてアイアンが顔面に直撃して骨折したか、とにかくゴルフ場で重傷を負うのってかなり難易度高いと思うけど、そういう理由で突然キャディーができなくなった。

ともすれば、暇になってしまう…。

 

…。

 

歩いてみるか。飛田新地

 

こうして始まりを迎えました。飛田新地の散策。

治安が悪いで一度は聞いたことがあるであろう西成。

そのど真ん中に位置する風俗街が飛田新地

一抹の不安と緊張を胸に難波へと向かいました。

あまりメジャーなルートではないけれど、難波から南海を使って萩ノ茶屋駅で下車。

駅で降りた人間はほんの数人だし、一部の各駅停車しか止まらないこともあって駅舎はあまりにお粗末。

さながら昭和の駅舎といったところで石畳っぽくなっているコンクリートの地面とボロボロの屋根といったところでした。

その横を、「なんでそんなボロい駅舎にいるんだい」と嘲笑うかのように比較的新しい車両の特急サザンが通過していく。

大阪の一応市内近郊だと言うのに15分に1回しか電車が来ない駅の改札を出る。

ここが西成か。と言うのを肌で一発で感じました。

 

よく聞く西成の像として、ホームレスがいっぱいいるみたいな話が出てきますが結構マジです。

なんかすごく久しぶりに、「あー、ここで物盗られても警察来ないし文句言えないなー」って思える感覚でした。

最大限警戒しながらgoogle mapを開き方向を確認。

駅出てすぐ右にあるアーケード街に入りました。

 

道ゆく人に若い人の影はなく、まあまあ清潔な格好をして行った自分は完璧に浮いてました。

いるのは50歳を超えたであろうおじさん、おじいちゃん、おばさん、おばあちゃんホームレス。

日銭を稼ぐために、アルミ缶をゴミ箱から漁りながら死んだ目をしてゴミ漁りをしている人。

ものすごい独り言を言いながら歩いている人。

ただ、周りのものには一切の興味を示さず、歩いている人が多い印象でした。

 

多分シャッター通りでないアーケード街で、こんなに街が「死んでいる空気感」を醸し出している場所って他にないなって思います。

 

人間生活に行き詰まり、それを打開する方策も思いつかず流れ着いた人

借金から逃れてやってきた人

犯罪に手を染めて逃げた人

 

直接西成の人間に話を聞いたわけではないから分からないけれど、多分色んな背景を持った人が最後に行き着くのはここなのかなって思いました。

とにかく海外とかのスラム街と比べると治安がいい日本の中ではヤバ目の地域という印象がすごかったです。

 

ついでにパチンコ屋にも入ってみました。

こう言うのも難だとは思いますが、多くのお金がない人の娯楽といえばパチンコという印象だったので見にいくことに。

ホームレスとかめっちゃいそうという偏見を持っていたので、匂い大丈夫かなとか思ってたんですけど実際そんなことはなく。

ただ、やっているお客さんの層としては、なんか東京とかのパチンコにいるヤバい人を集めたらここになったみたいな感じでした。

みんなある程度静かにプレイしていたけれど、風貌をみる感じではサラリーマンみたいな人は一人もおらず、今まですれ違ってきたホームレスの人がずらりと、死んだ目をして画面を見つめレバーを握っている。

そういう風貌じゃない人も、失礼ながら障害者年金か生活保護を受給しているんだろうくらいの感じで、なんか今まで見たパチンコ屋の中で一番希望がないパチンコ屋に見えました。

空き缶を集めて1kg100円にして、その貯めたお金が虚しく機械に吸い込まれていくのを見ていると流石にしんどくなりました。

時給1000円なんて東京や神奈川で1時間アルバイトすれば稼げるんでしょうけど、缶を集めて1000円なんてナワバリ争いとかが激しい地域で稼ぐのは至難の技でしょうし、もっとその1000円の価値は大きいはずなのに消えていくのはあまりも悲惨でした。

冗談抜きでホームレスの人が誘拐されてもあそこは誰も気付かれず、そのまま日常が回っていくんだろうなという冷たさを感じました。

 

飛田新地編〜

ちょっと飛田編から先は冷静に話せって方が無理なんで文体崩壊するの許してください。

 

そんなアーケード街をくぐり続けていると五竜神結界なるものを発見。

結界って本当にこの世に存在したのか…。と思いを馳せているとそこには写真で見たことがある光景が。

どこかのロシア人が撮影したおかげで出回っている飛田新地の画像そのままの姿で正直すごく驚きました。

昭和初期〜中期くらいに建てられたのであろう古民家にただ黒字でお店の名前が書かれた白地の看板が2階から飛び出して標識のようになっているものがずらりと通りに並ぶ光景。

ネオンサインやカラフルな看板なんてものは皆無でそこにあったのは、無機質な寂寞な空間が広がっていました。

一歩一歩噛み締めるように、その通りを歩み進めて横を見渡しても別に特にお店は空いていない様子。

コロナでどこもやっていなかったのか、はたまたまだそういう時間じゃなかったからなのか。

これは来る時間をミスったかなあと思って俯いて顔を上げて見た交差点の先にとんでもない光景を見た。

多分4000円くらいの白い座椅子に腰掛け手招きする美女と横に座るおばあさん。

正直、それを見た瞬間本当に目を疑った。

 

まず、女性のルックスのレベルが冗談抜きでおかしい。

AV女優で深田えいみっていると思うけど、まんまそれ。

自分が知る限りで生で見たあれだけ艶がある女性というのは多分両手で数えるくらいしかないだろうけど、そんなのが一発目からいました。

しかもそんな人が商売とはいえ、こっちにめっちゃ笑顔で手を振っている。

格好は下着姿で。

 

飛田新地の遊び方とか建物の構造とかを知らない人とか向けに話すと、

飛田新地はあくまで「料亭」の街であって「風俗街」ではないとされている。

1階は完全に門戸が開かれており、そこに女の子と呼び込みのおばあちゃんなりおばさんが座って男の人が来ると勧誘が始まる。

勧誘していい範囲は店の前だけ。

客が来るのは大方鏡で通りの左右をおばちゃんが監視しているので、大体前を通る頃には気付かれておばちゃんに声をかけられる。

そして、呼び込みに応じると2階に通されたまたまそこのウェイターさんと営業中に色恋しちゃいましたという体で男女の営みを行う。流石にゴムありで。

一応飲食店と言っている手前、お菓子が供されるがその時に大方ペロペロキャンディーが配られる。

時間内に行為を終えてお店を出てキャンディーを咥えているのは行為が終わっていますの暗喩で、それ以降はおばちゃんから声をかけられることはない。

という仕組みである。

ちなみに平均相場として20分16000円。60分41000円。

金銭感覚とか現実かどうか分からないとか、そんなのはともかくとしてとにかく色々ぶっ壊れた普通に生きていたら「ありえない」が広がっている場所。

それが飛田新地だ。

 

話を戻します。

「おにーさん、どうだい遊んで行かないかい?いい子だよ〜」

と呼び込みのおばあさんの売り込みが俺を見つけるなり始まる。

なんかあまりにも知っている常識から離れすぎて、脳がその瞬間だけ理解を拒否しているのを感じた。

というか状況を飲み込めなかった。

「あ、とりあえず今のところは大丈夫です〜」

とそそくさと退散。

 

多分、普通に性欲が爆発して本当にどうでもよかったら余裕で入ってたと思う。

女性が座っている椅子はどう考えてもただの座椅子なのに、その座椅子でさえ玉座に見える破壊力は本当に末恐ろしいと思う。

その店を後にして、しばらく通りを歩いていると空席な料亭がちらほら。

休憩中なのか、それとも接客中なのか。

大方接客中だと思うが、それにしても14時にこの空席とは恐ろしい…。飛田新地…。

 

そんなことを考えていると

「ねーねー、おにーさん遊んでいかへんー?」

すごい若い人の声が聞こえる。

声の方向を向くと、肝心の売り子の娘が声をかけてきてくれた。

横におばちゃんがいるのに、話しかけてきて一番最初に思ったのは

 

そっちが話すんかい

 

だった。

ただ、もう顔はばっちり。

上原亜衣みたいな人から声をかけられて、正直内心ドキッとした。

見学の手前あれだけど、声をかけられたことそのものは嬉しくもあった。

「いやー、とりあえず今のところはええんです〜」

ととりあえずその場をやり過ごす。

 

後ろから自分のことをポジティブな印象で見ていたみたいな感じのことを言っている声が2軒ほど進んでから話し声くらいの大きさで聞こえたけど、聞かなかったことにしよう。

マジでこの街は色んな意味で心臓に悪い。

 

そして休まるところを知らない。

常におばちゃんと売り子の娘さんにナンパされている感じ。

しかも見るたびに、いやマジで綺麗やんな…っていう人ばかりだからびっくりする。

断るのもすごく申し訳ないけど、今回飛田に来たのは別に社会科見学だったから他の機会があったらまた来たいって心の中で思いながら丁重にお断りしていった。

 

1本通りをやり過ごすと、たこ焼き屋さんがあった。

こんなところにたこ焼き屋が!?とも思ったけど、ぶっちゃけこんなところだからこそたこ焼き屋があってくれてよかったって心底思う。

正直、そこだけなんか現実世界である感覚というか、今ここが間違いなく現世であることを教えてくれる唯一の安息の場所だった。

そんな安全地帯を離れ、これ以上いたら多分身が持たんと思い、別の通りを歩いていると

「おにーさんおにーさん遊んでいかない?」

とおばちゃんの声がいつも通り聞こえてくるので、笑顔で

「いや、大丈夫でs…」

いやー…まじか…。割とタイプな子がおるんやけど…。

「ねえねえ、お兄さん遊ぼうよ〜」

やめてくれ〜〜〜〜〜〜、誘惑するな〜〜〜

 

話してみたい気持ちもあったけど、ここで遊んだら何か色々終わる気がしたから必死に気持ちに逆らう。

「いや、また今度来るんで〜」

そう言ってその場をそそくさと立ち去っていこうとした。

後ろからおばちゃんが

「え〜、せっかくだから話していってよ〜」

というけど、笑顔で手を振って帰っていこうと数軒先まで歩いていたら

先程の娘さんの声で

「帰ってくるの、待っとるからね〜〜〜」

って最後にめっちゃ大きい声で姿が見えないのに言ってくれた。

 

素直に嬉しいけど、それは店の前を越えた客引きに当たる気がするし、

色々今後この街のルールもあるだろうから、どうかこの娘さんが今回のことで怒られませんようにと願いながらそそくさと飛田新地を後にした。

 

本当は妖怪通り2本、青春通り1本、メイン通り1本全部歩くつもりだったけれど、

心が痛くなって結局2本しか歩けなかった。

出てから調べたけど、どうやら歩いたのは青春通りとメイン通りで妖怪通りは歩けなかったようだ。

なかなかすごい名称の付け方だけれど、妖怪はテク重視、メインは美人系、青春は若い系と一応ある程度の差別化はされているようだが、しかしそれでもネーミングセンス、と思った。

 

飛田を後にして

飛田新地を飛び出して元の結界のあった場所に帰ってきた。

さながら魔法を使ってクエストから帰ってきた気分だった。

さっきまで、少し怖かった商店街が適度な無関心を自分に向けてきていて、直前までの出来事を夢のように感じさせてくれた。

むしろその方がありがたい。

いつものように、空き缶をガラガラ引いて歩くホームレスのおじいちゃんを見て、ああ帰ってきたんだなと感じさせられた。

しばらくアーケードを歩き、よく素性の分からない人の合間を縫って桁下1.5mの阪堺線の高架橋を潜る。

潜っている途中に阪堺線が頭上を通り、何かの禊をしてくれた気がした。

それまでの世界から切り離して元の世界に戻してくれる魔法のように、高架橋を抜けた。

高架橋の先をほんの10mも行くと御堂筋線の動物園前駅が見えた。

皮肉なことにそこの通りから見える難波の大きいビル達がさっきまでいた場所の異質さをより鮮明に自分に感じさせてくれた。

あそこに女性が立ち入るのを是としない風潮、写真を撮ってはいけないなど結構色々な決まりがある飛田新地だけど、行ってみるとなんとなくその理由を感じた。

 

今のご時世、風俗に行くとなったらネットやパネルに加工された女の子が写っていてそこから選択をする。

実際に選択をしても写真と違ったなんて話はよくある話だ。

でも、飛田新地は違う。

 

 

無機質なものではなくて、そこに血が通った人間が自分を売り物にして座っている。

そして、それをサポートするおばちゃんがいる。

明らかに異質すぎる空間だし、何よりあんな場所に世の女性が行ったら色んな意味で衝撃を受けると思う。

なんだろう、物じゃなくて人が売られているという状況に、同じ女性ならきっと衝撃を受けるんじゃないかなってすごく思う。

 

男性って女性を消費物として見る傾向がままあると思う。

例えば可愛い子とセックスしたい〜とか、なんだよあのブスとか、彼女欲しい〜とか。

中身に焦点を当てないで結構外面がいい人を選んで遊んでポイしていく。

はたまたステータスとしての彼女が欲しいとかもあるかもしれない。

 

もちろん女性から見たときに男性をそういう目で見ることもあるだろうけど、

でも少なくとも売り物に現実としてなっている現場を生で同じ女性が見たらちょっとなかなかな衝撃を受けると思う。

 

そういう意味では男子禁制だとか女性禁制だとか暗黙の了解で起こることがあるのもなんか頷ける気がした。

障らぬ神に祟りなしとはいうが本当に文字通りだなと思った。

 

あとこれは気のせいかもしれないし人によるのかもしれないけれど、飛田の女性というかある程度数を積んだ風俗の女性に共通していることが一個だけある。

働いていない時は違うのかもしれない、でも少なくとも働いているときの目がマットなビー玉みたいな目をしていた。

なんて形容したらいいか分からないけれど、ほんの少しだけあるはずのハイライトがないみたいな。

ちょっとした違いのはずなのに、どこか不思議な闇を感じる瞬間がある。

よく、風俗嬢で病んでない人なんていないって言うけど、本当にその通りで男の欲望を一身に受け止め続けていたら少なくともその時間はそうなってもおかしくないのかなと妙に納得した自分もいた。

これはもしかしたら気のせいかもしれない。

でも、肌感ですごく思う。

労働で死んだ人の目とまた別の違うハイライトの消え方をしている気がした。

 

とまあ、こんな感じの飛田や大阪レポートを書きました。

割とその場に思ったことをつらつらと書いただけなので読みにくいところは絶対あると思うんですが、ここまで読んでいただけたならすごく嬉しいです。

 

最後に今回の旅であったしょーもない嬉しかった話をして締めくくります。

 

4日目、友達と最後の晩餐を終えスーツケースを転がしながら歩いている途中友達から、

「そーいえば、○○って羽生結弦に似てるよな」

なんて言われたので、

「あー、それ多分一番よく言われる、なんか女子中学生から年配の方まで幅広く言われるわ」

なんて事実ではあるけど調子乗った回答をしたものだから

羽生結弦ならここで4回転飛んでみろ」

とか無茶振りを信号待ちのときに公衆の面前で言われたんですね。

 

それなんで、酒飲んでた勢いもあって転がしてたスーツケースを置いてその場で1回転して

「馬鹿野郎、俺は羽生結弦に似てるかも試練が羽生結弦じゃないんやぞ、シングルアクセルが限界じゃ」

とか言ったり、それも友達から

「いーや、結弦なら4回転できる!!やろう!!」

「ばか!!体が捩じ切れるわ!!」

とかやりとりしてたら

目の前にいたカップルがめっちゃ爆笑してました。

 

その後も

イナバウアーここでやってよー!背を曲げるやつ!!」

とかめちゃくちゃなこと言い始めたので

イナバウアーって上の反るやつのことじゃなくて、下半身のことなの!!

俺下半身硬いの!!普通に足吹っ飛ぶから!!!」

「じゃあ、イナバウアーゲームしようぜー」

 

とかもう収拾つかないやりとりを信号待ちにしていたら、どうやら全く知らない人から

大ウケだったらしくボケてきてない方の友達曰くえらい爆笑されていたらしいです、はい。

三宮のど真ん中でしょーもないことおっ始めて、ちょっとでも自分のことで笑ってくれる人がいるのはめちゃくちゃ幸せなことだなあと思った1日の最後でした。

 

長くなってごめんなさい。

とにかく、今回の大阪旅行想像以上に実り多き旅でした。

また、適当に気が向いたらブログ更新します。

 

それでは。

 

 

 

休職を3か月してみて思うこと

こんばんは、ちーです。

最近あんまりつぶやいてないですけどそれなりに生きてます。

 

4月から3ヶ月仕事というものを本格的に離れて休んで思ったことを乱文ですが今後の自分のためにも書き連ねたいと思います。

 

休職の経緯

多分、休職をしたということはTwitter経由でこのブログにたどり着いた人にとって既知の事実かとは思うのですが、あまり経緯については触れてこなかったので軽くまとめます。

もともと体の異変は9月くらいから出ていて、妙に寝れなかった食欲が落ちて全然食べれなかったりとまあまあしんどい状況になっていました。

もともと営業か後は英語を使う部署にとのことで今の会社に入ったのですが、全くそんなことはなく聞いてた話とだいぶ違う事務仕事に従事することになっていました。

しかもその事務仕事の内容もあまり自分とはソリが合わず、仕事内容はコンプラ違反になる可能性があるので詳細には言えませんが少なくとも誰が聞いてもビックリするくらいアナログな仕事をしていました。

それもあり適性と全く違う仕事をしていた結果、ミスは連発し上司から叱責される毎日。もうどうしようもなくなってきました。

本格的にやばいなと思ったのは今年の4月。

仕事に行こうと思っても体が本格的にいくのを拒否していたんですね。

今までは嫌々ながら生活もかかっているしとのことで頑張ってはいたのですが、ついに何かがプツンと切れる音がして出勤だけはそれでも意地でしていたものの全く仕事に意欲がわかなくなっていました。

その結果、ミスは増えて評価シートはできなかったことだけを書かされ提出。

もう自尊心ボロボロでこのままだと死ぬなあと思って心療内科に駆け込みました。

この判断が幸か不幸か休職切符を握るきっかけになったわけです。

心療内科に行った自分は仕事内容、会社での対応、人間関係、今の状態等を洗いざらい話しました。

結果申し渡されたのは「今から2ヶ月休職してください」という言葉。

正直、今後の生活どうすんだとか色々頭によぎりましたが、休職の判断が出た以上同にもするわけにはいかず会社に報告。

結局心療内科に診察に行った翌日に会社に診断書を提出したら即刻休職となり、その翌日から自分の休職生活は始まりました。

 

休職中の生活

まず一番気になる金銭面ですが、基本的に翌月払いということ、またボーナスの対象月までずっといたことから満額支給となり一応なんとか食い繋いでいます。

とはいえ、家計に余裕があるかといえば全然余裕ないんですけどね。

まず休職を始めて2週間は本当に寝たきりでした。

嫌なことから全部離れたはいいものの我慢していた反動が一気に体にガツンと来て「何もしたくない、ただ寝たい」という気持ちだけが勝ちました。

とにかく寝てたというか、ぶっちゃけその2週間の記憶は友達と突発で北海道に行くまでほぼないです。

それだけ今までの生活がショックだったんだろうなあと思います。

そして、5月の上旬に旧知の友人と一緒に北海道と東北に行き久しぶりに外の空気を吸った感想は「こんなに外の空気って美味しかったっけ。」という感想でした。

なんやかんや旅行は旅行で楽しみ、東京に戻ってきて新しいことでも始めてみるかあと思い色々やってはみたのですが全然手につかないんですね。

自分でも結構びっくりしました。あと普段息をするように見ていた時刻表とかにも一切興味がわかなくなりここで初めて「今自分は相当やばい状況にある」ということを客観視しました。

そこからは、とりあえず気力がちょっとでも沸きそうなことがあればそれはしてみる。無理はしない。頑張らない。というスタンスで来て今に至ります。

最近は4時寝12時起きと結構めちゃくちゃなことしてます。

休職をしてみての感想

①意外とあっけない

仕事を休んだら人生どうなってしまうんだろうか。もし今自分が抜けたら会社は大丈夫なんだろうか。正直、休職するまですごい心配をしていました。

ただ、抜けてみて思うのは「別に大したことではなかった」ということです。

自分がいなくても会社はいつも通り回ってくれているし(そのおかげで社会保険料も自己負担分だけで済んでる)、生活がいきなり立ち行かなくなるのかと行ったら別にそういうわけでもなかったですね。

もしかしたら残された方には何か色々あったのかもしれないのですが、会社の同期と連絡をとっていないので自分が見えない部分は無かったと同義と考えればそんなにそんなに大きな支障が出たわけではないんじゃないだろうかと思います。

大学を退学した時、就職留年した時と心境としてはあんまり変わりませんでした。

ただ、あれだけ頑張ってした就職活動も今振り返ってみればどれだけ一生懸命やって手に入れた立場も手放すのは一瞬なんだなということを強く感じさせられました。

 

②出勤には出勤の辛さ、休職には休職の辛さがある

出勤してた時、毎日合わない仕事をしなればいけないこと、ソリが合わない上司となんとかやっていかなければいけないこと、社内で相談できる状況になかったこと等結構出勤した時に辛かったことは多かったなと振り返ってます。

ただ、それらを振り切りたくて心療内科にまで行ったのに実際に休職してみるとそれはそれでなかなか精神的に来るものでした。

あまり比較しても仕方がないのかもしれないですが、周囲の友人の仕事の話を聞いてその間別になんらかの生産的な活動ができたのかと言われるとできていたわけでもないし、何なら虚無な時間を過ごすことの方が多い生活をしているとなんだか周りから置いていかれるような気がしてぶっちゃけしんどくなる時はありました。

ただ、逆にそういう話を友達から聞けているおかげで社会性を保てていたり今どういう状況なのかを知ることで今後どうしようかと考える機会をもらえているので、この状況でも誘い誘われされるのはすごいありがたいなって思っています。

 

③同じ立場にならないとわからないもの

理解して欲しいとも思わないけれど、やっぱり人は同じ立場にならないとわからないものなんだなっていうのを骨身に染みて感じることが間々あります。

パリピの気持ちはパリピにしかわからないし、彼女ができない辛さは彼女ができていない人にしかわからないし、不登校には不登校の人しか気持ちがわからないように休職中の人の心境はなかなか同じような立場の人じゃないと理解されないものなんだなと。

多分傷病手当をもらいながら生活をして、毎日だらけて生活をしていて羨ましいと思うのはある意味当然だと思うし、自分も出勤していた時に同じ話を聞いていたら同じように感じていたと思います。

でも、現実休職してそう言われることもあったりするとちょっと傷つくところもあったりします。

何かしたくてもなかなかする気力がたまらないというのはなかなか辛いし、それが複数回経験したことがあるものでもやっぱりなかなか乗り越えられるものではないです。

受けた傷が大きい分だけ回復にはそれ以上の時間がかかるというのは本当なんだなあと思います。

あとよく鬱気味になると性格が変わるとかよく言われますがあれもマジだと思います。

やっぱり多方面で複数回マイナスなことを言われたりすると、余裕なくなってきます。

余裕がなくなると自分を守るために攻撃性や衝動性が増したりします。

誰でもストレスは抱えるかとは思うんですが、休職期間とか休んでる間は寝てる時にいきなり起こされて不機嫌になるのと同じようなくらい精神状態がセンシティブになるので冗談が冗談に思えなくなったりするというのは結構肌身で感じることは多いです。

頭に残ってる一番しんどい言われる言葉は「お前にだけは言われなくない」ですかね。

そうだよね、休職してるから生きてる世界違うんだよねってなってやっぱりしゅんとすることはすごいあったりします。

やっぱり、普通に働いてる人と比べちゃってちょっと自尊心下がりますもんね。

 

とまあ、マイナスなことも結構結構話した気がするんですが、一応この状況なんとかしたいなって思って色々対処しています。

 

ただ、死にたいなあとか色々思ったりもするけれどそれでもなんとかやってけているのは「似たような人と連絡をとっているから」なのかなあと思います。

やっぱり休職してる人はマイノリティなので(休職者がマジョリティだったら確実に日本沈没ですね)、同じ辛さを吐露したりする場所を作るのはすごい大事なんだなって思います。

傷の舐め合いと言われれば、ええその通りですとしか言いようがないんですが結構これ大事なんじゃないかなって思います。

誰しも仕事の愚痴は友達なりに恋人なり同僚なり家族になり言うとは思うんですけど、それはその人の立場がわかってくれるであろうと思うから話すと思うんです。

それと同じことをしないとやっぱり休職してることに否定的になって死にたくなりますもんね。

不登校の時にしんどくなって同じような人と関わったり、大学受験の時国公立受験の時辛さを学校の中で誰にもわかってくれなくてTwitterに飛び出したように、やっぱり人に話を聞いてもらったり同じ立場の人がいるというだけでもちょっと気持ち楽になったります。

当面はこんな感じで行くしかないんじゃないかな。

 

今後

当面は上記の生活が継続される予定ではあります。

でも、多分傷がかさぶたになるくらいになったら人はまた走り出せるんじゃないかって思うんですよね。

過去の自分で言うなら、学校行かなくなってたまたま巡り合わせで聴き始めた文化放送こむちゃっとカウントダウンで流れた「君の知らない物語」に触発されてドラム始めたりとか、大学受験に失敗して何にもならなくなった時に突然ペルー行きが決定して訳もわからぬまま初海外でとんでもないもの見せられたりとか。

 

傷がかさぶたになるまでいつまでかかるのか、正直こればかりは自分でもわからないけれど、でも今はとりあえずゆっくり休んでおこうと思います。

無理をした結果、できかけたかさぶたが剥がれてしまうと治るまで余計に時間もかかってしまうので、この辺は焦らずゆっくり行こうと思います。

でも、きっと今までがそうであったように治ればまたいつものようにかけ出せると思うんですよね。

だからその日まで待っていてくれたらすごい嬉しいなって思います。

 

最後にいつもこういった記事を読んでくださる皆様に感謝を申し上げたいです。

ありがとうございます。

車を運転するということ

この前のすすきのの時と比べると別に大した内容の記事ではないけれど、

車の免許を取るまで、そして取ってから何が変わったかを書いていきます。

 

車の免許を取りに行くまで

別に車の免許なんて国民の大半が持っているものだと思うし、持っていて当然だと思う。

なんて大学生になる前までは思っていた。

いざ、大学生になって免許を取ろうと思ったらその金額にぶったまげたもんだった。

28万…。

うーん、これはどうにも一人じゃならないぞ…。

そんな思いを持ちながら六年半大学生をやってきた。

日本全国47都道府県を渡り歩いて来たはずなのに、運転免許を持っていないという話をするといつも驚かれていた。

じゃあ、何でそんなに色々行って来たのか。

バスと電車と徒歩で全部やって来たって言うとそれもそれで驚かれた。

次のバスが来るまで4時間待ちだから折角だしバスづたいに10km歩こうかとかもやっていた。

しかし、こんな不自由した旅も二回目の4年生で転機が来た。

就活も決まって、取引先が全国にある会社に内定が決まったのをいいことに親に一世一代のとんでもないホラを吹いた。

「就職先で卒業までに免許がいるんだけど…。」

実際、就職してみて必要であることは身にしみたのだが、しかしまだこの段階では本当に使うことになるなんて思っていなかった。

流石にこれには親も渋々承諾。晴れて親と自分で折半して免許を取りに行く許可を得た。

 

教習所の思い出

思い返せば教習所では色々あったなあと思う。

まず、初めて車を運転した時は普段遅いやんとか思ってた30kmが異常に速く感じた。

いや、これこのまま突っ込んだら死ぬんだろうなーとか思ってハンドルを握っていた。

今じゃそんなことも気にせずやれ首都高だなんだをガンガン走っているがあの当時は最高に怖かった。

教官には色んな人がついてくれたが、一番印象的だったのは薬剤師をクビになって教習所のおっちゃんだった。

なんでも、薬剤師になるきっかけは爆弾を作りたかったらしいが、世の中末恐ろしい人もいたもんである。

それでもってやれプログラミングだ設計だができるのに教官をやっているってんだから面白い。

あとはS字クランクをとんでもない勢いでバックで戻す教官にもあっけに取られた。

あの当時、あれをやるのは正直今の大学受かるよりも難しいだろうって本気で思ってた。

なんなら今でもそう思っている。

運転で飯を食える人はやっぱりすごい。

教官にパワハラされたり、事故りかけてめっちゃ怒られたのも覚えてる。

(注意散漫になっていたのもあってポールにぶつけそうになった。ハンドルに手をかけられてそのあとめっちゃ怒られた。)

そんなこんなで卒業試験を迎える。

この時卒業試験は落ちれば次の卒業試験を受けられるのは相当先。

絶対に落とせない卒業試験だった。

 

路上もなんなくこなし、教習所内に戻ってきた。

最後に方向転換の試験が始まった。

ここまでの持ち点はおそらく95点、普通にやれば受かる。

(方向転換は一度凹みを通り過ぎてバックで凹みに入れて元いた方向に戻す試験)

今まで一度もミスったことはない。大丈夫。絶対いける。

そのはずだった。

 

メリッ

 

鈍い。ハンドルが鈍い。

縁石に右前のタイヤがぶつかっていた。

書かれる脱輪(小)の減点。

冷や汗が止まらなかった。

今まで一度もミスをしたことがない分復帰の仕方なんてわからなかった。

 

もう一度元来たように体勢を立て直す。

同じようにバックをする。

右前の前輪が擦れる音がする。

このままいけば確実に乗り上げることは間違いなかった。

 

もう一度、いけば大丈夫。

自分に言い聞かせた。

しかし、その心の声は届かなかった。

ゴムとコンクリが擦れる音が響く。

 

そして教官から告げられる。

「次前出てダメなら失格ね。」

この時多分大学の第二外国語で絶対落とせなかった落とせば留年確定のドイツ語検定と

同じくらいの緊張感があった。

 

ゆるりと下がる車体。

さっきよりも深めに、でも慎重に。

頼む、擦るな…。

 

願いは届いた。

本当にギリギリだったと思うがなんとか方向転換を終了した。

しかし、教官は冷たく「これで終了です。結果はあとで通知します」とだけ伝えてきた。

いや、待て待て縦列駐車ってこのあとあるんじゃなかったか?

(実際、どちらか片方なのだが頭が真っ白で話をまるで聞いてなかったこともあってここで本当に試験が終わったと思っていなかった。打ち切りだと思っていた。)

「俺、ダメだったんですか。」

「結果はここで伝えることはできません。」

まあ、ですよね…。

ああ、これからどうしようかなあ、神奈川から稲毛まで来なきゃいけないのか…

仕事もはじまるしもう取りに来る余裕もないなあ…

絶望に打ちひしがれながら運命の結果発表。

そこには、ないと思っていた番号があった。

もうめちゃくちゃ泣いた。たまたまそこにバイトの後輩もいたのだが普通にびっくりしていた。

正直、大学の合格発表より泣いた。

回りくどくなってしまってすごい申し訳ないが、とにかく卒業試験を突破するのは

いつもと同じ気持ちでやるのが一番っていうことだけだと思う。

今思い返せば別に何も大したことはしていないし、何なら泣きたい道に比べれば全然楽勝だった。

 

VS.免許取得

ここまで教習所で仮免→卒業試験とやってきて、ついにラスボス。

警察で免許を取得するための試験が週2日あるのだが、それに受からないといくら教習所で受かろうが意味を成さない。

最初の一回目はどうせ受かるだろうと思って勉強をしなかった。

落ちた。

いやいやいやいやwwwwww

国家資格受かって免許の試験落ちるとか…嘘…だろ?

冗談抜きで思った。

もう、免許取るのってどんだけ難しいんだよ、千葉大受かるのより難しいじゃん。

 

そのあと一週間問題集を買い込んでバイトの合間を縫って死に物狂いで勉強したのを覚えている。

そしたら今度はちゃんと受かった。

正直、警察署に行くのは死ぬほど面倒だし時間も金も何もかもが無駄なので

みんな金はケチらず参考書買ってきちんと勉強しようね!!!!!

 

こうして免許を取得するに至ったのである。

 

免許を取得してから

初めて遠くで車を運転したのは波照間島だったと思う。

下手に人がいない分ものすごい運転のいい練習になった。

昔ならひいひい言ってたであろう坂道も車があればあっという間だった。

自転車で一周してやっとこさだった観光も隅々まで見れるようになった。

 

その翌日の西表島では往復で100Km弱走り倒したし、

翌々日の石垣島も車でしか行けないところに沢山行った。

おかげでとんでもない絶景に巡り会えたし、車の免許をとってよかったと心の底から思えた。

 

あと初めて車を運転するのであれば田舎道の方がいいっていうのは本当だと思う。

信号もないし、車の通りもそこまでないからあんまりふざけた運転をしなければ

周りの迷惑になることもないのですごくいい練習になると思う。(山道は別)

 

かれこれ1年間でコロナもありつつ本当に色んなところを走ることができた。

総じて思うのはやはり車が運転できるというのは旅するにおいてとんでもない

アドバンテージである。

バスだととんでもなく時間と金がかかるところでもレンタカーを借りればそれよりも安く早くつけるなんてことはザラだし、何より時間を有効活用できる。

やっぱり、車は最高に便利な乗り物だと思う。

 

ただ、同時に元のバスや電車しか使わない旅に戻らないかというとそう言うわけではない。

今こうして車に乗っているからこそ見えてくるものもあった。

昔は、バスが走っているのになんでみんな乗らないんだろうとか思っていたけど

実際あの不自由さは生活という観点を考えれば車の方がずっと楽だと今なら思う。

 

ただ、旅をしているときにこの便利さは時に邪魔だなと思う。

自分が行きたいと思えば大体行けてしまうようになってから旅に味気なさを覚えるようになった。

旅には色んな楽しみ方があると思うが、時に不自由さを楽しむことも旅の一つとして楽しんでいたのかもしれない。

そういう意味では車に頼りっぱなしというのはきっと違うんだと思う。

4時間に1本しかないから歩こうかとか、まだバスがくるまで1時間あるから散歩しようとか、夜の闇と何者かに襲われる恐怖に怯えながら待つバスや電車とか、何も考えず飛び降りた駅で時刻表を眺めて次はどうしようとか。

そうして車から降りてみたら、案外と違ったものが見えるかもしれない。

車だからできるもの、車ではできないもの。

きっと色々あると思うので、是非この記事を読んだ人は免許をとって欲しいとは思うけど、とってからみる日本と免許がない日本はきっと見えるものが変わるはずなので

是非旅してみて欲しい。

 

あと、これは初心者に言いたいけど

運転に慣れるまでは面白半分で酷道とか行かないこと。

初心者だと来たはいいけどもはや引き返せないみたいな事象は平気で発生するし

日原鍾乳洞紀州で二回それをやって本当に死にかけたので

道の下調べはきちんとしてから行こうね!!!!

多分房総は大丈夫だけど!!!!

 

以上この1年間車を通して学んだことを書き綴ったしょうもないアドカレ12月17日分でした。

すすきの一夜日記

あらすじ

風俗なんて行くと思っていなかった。

どっちかといえば、そんなに性欲は強い方ではないしここ一年で色々あってこれとは別に女性経験もあったが、とにもかくにも本当に風俗に行くことになるとは思っていなかった。

 

ことは遡って二年前だろうか。

友達と一緒に札幌の街に初めて行った時当時の自分はまだ学生だった。

お金もそんなになかったし、ましてや女は怖いものみたいな印象しかなかったから、

風俗行ったらどうなってしまうのか、わからなくて怖くて仕方なかった。

 

というよりお金がないという理由をつけて未知との邂逅を避けたかったかもしれない。

それゆえに、その時友達と札幌に行った時は何か遊びに行くということはなかった。

ただ、その日約束をした。

「次札幌に来たら絶対夜遊びをするぞ」と。

 

風俗に行くまでのお話。

それから二年が経ち、友達と約束の地、北海道に来てしまった。

 

一回遊べば10000円は飛んでしまうことが確定してしまう風俗。

失敗は許されないと札幌入りする2日前くらいから一生懸命どの店にするかを検討していた。

候補はいくつもあった。しかしフレーズがいまいち刺さらない。

初風俗という概念に対してこれだけの執念を燃やしていた自分は、間違いなくただただ気持ち悪い男だったと思う。

そうして何かに取り憑かれたかのように探していた刹那、とんでもないフレーズが目に入った。

「魅惑のエロテロリスト」

いや、エロでテロとは一体どういうことなんだ。

身体中めちゃくちゃにされてしまうのか。

 

当時の自分は、もう脳みそぶっ飛ぶくらいの刺激が欲しくてたまらなかったから

そのフレーズがやけにぶっ刺さったのを今でも覚えている。

 

店の体系はどうもM回春マッサージという形態らしいがそんなことはどうでもいい。

とにかく頭がぶっ飛ぶような快楽とはどんなものなのか経験してみたくなった。

 

100分17000円

 

普通に考えたら風俗にしてはやけに安い金額ではあるが、相場というものがわからなかった当時の自分からしたら精一杯の金額であった。

 

社会科見学をしたと思えば安い。

そう言い聞かせて釧路から札幌に向かう特急の中で初風俗をどこにするか、覚悟を決めた。

 

 

札幌初日はあまりに到着が遅いことから、マジで遊ぶなら2日目にしようとの取り決めにより

初日は休戦した。

翌日、風俗に行く前に神威岬に行った。

これから死ぬほど欲にまみれたことをするというのに、神の住むところに邪心丸出しで行くとは本当に最低だったと思う。

ただ、そこしか行く機会がなかったの致し方なかったのだ。

天気こそ良かったものの、アイヌの神々に心の底からごめんなさいをしたのは今でも覚えている。

 

神威岬は確かに雄大だった。

だが、それよりも俺の心は穏やかではなかった。

今夜、風俗に行くのか。と。

並大抵な絶景はあまりにも簡単に煩悩に敗北してしまうというのはあまりにも悲しい事実である。

しかし、人の好奇心はそれ以上にすごいものなのも身をもって痛感した。

結局、心は洗われぬまま悶々とする気持ちだけ抱えて神威岬を後にした。

 

そして戻ってきた札幌。

札幌に戻ってきていの一番にしたことはホテルでシャワーを浴びることだった。

できるだけ嬢に不快感を与えないように、可能な限り人間扱いされるように最大限の気配りはしたと思う。

俺だって同じ立場なら、汗臭い人間よりはある程度清潔な人の方が嬉しい。

 

そう思って体をくまなく清潔に、その旅に持ってきた中で一番まともな格好をして夜の街に飛び出した。

友達とは時間ギリギリまで一緒にいた。

 

途中でとんでもないバニーがいたので、風俗終わったらバニーに行くかと約束をして。

 

時計の針は19時50分を少し過ぎた頃。

「じゃあ、行ってくるわ、また後で」

俺のめちゃくちゃな2時間が時を刻み始めた。

 

 

風俗ほんへとバニー

選択した形は箱ヘルと呼ばれるもので、いわゆる店舗であれやこれやとする場所だった。

そもそもその形とデリヘルが大きくいうと二種類あることろからあやふやだった自分からしたら、色々衝撃を受けたものである。

 

雑居ビルの高層階。いや、本当にこんなところでいかがわしいサービスをしているのか…。

と思ったらどうも同じ時間に予約をした男の子が目の前を歩いていく。

あんだけかっこいい男の子でも風俗とはいくもんなんだな…と衝撃を受けたが

兎にも角にもその男の子のおかげで迷わずに店に到着した。

 

店構えはぶっちゃけさながら公文式のような感じの雰囲気でポツンとそこにあるみたいな。

しかし中から感じる雰囲気はやはりR18コーナーといった感じだった。

 

決済も最初からネットで行っていたから、入店も手早く済みいわゆる「問診票の記入」に入った。

「どこを重点的にやってほしいですか?」

ここで俺はとんでもないバカな答えを書く。

「脚」

 

いや、それふつーにマッサージじゃん…

 

今ならそう思うが、しかしその場に居合わせる女性に正直に責めて欲しいところなんて紙を通しても言えるわけがなかった。

そんなバカな問診票を持っていよいよ嬢と対面の時。

 

「こんばんはー、よろしくお願いします」

うん、2日間考えたのは正解だったと思えた瞬間だった。

別に可愛いとかを求めていたわけではないし、社会科見学なところもあったから

本当にもう明らかにやばいやろ…と思うの以外オールOKという心持ちだったこともあってか

嬢の声と姿形を見て安心した。

 

「こちらこそよろしくお願いします〜」

もういつも通りの初対面の人の対応でいこう。

「ぶっちゃけこういうお店初めてなのでよろしくお願いします。」

本音でぶつかりにいったら、ちょっとキョトンとされたけど

「大丈夫ですよ〜、たまに来ますしね」

とのことで言われていくばくか気持ちは楽になった。

 

さて、入って少ししたところで、嬢から切り出された

「服を脱いでもらえますかー?」

ああ、ついに裸になるのか…。

別にそういう経験がないわけではないけれど、その時は同意があっただけまだ良かった。

今回はその合意を金で買っている。

 

なんとも言えない罪悪感と淡い期待に苛まれる。

俺は全てを曝け出した。

この場で何されても文句は言えないんだろうな…。

そんな一抹の不安が心をよぎる。

 

服を脱いだ俺は嬢と一緒にシャワーを浴びた。

正確には浴びせてもらったにはなるけれど。

ただ、たわいも無い話をしながら所々に挟まれる性感帯への攻撃は、うん確かにテロだ。

そして念入りに洗われる自分のムスコ。

いや、そりゃそうだ。これから握るであろう場所は洗っておかないと怖いよね。

なんかもう、風俗に気持ちいいことをしにきたはずなのに

目の前にいる人がどんな気持ちでこの仕事をしているのかに興味がむいてしまった。

 

泡洗体と銘打った何かも終わり、いよいよマットに寝ることになった。

そこで何でこのお仕事を選んだのか、どんな人生だったのか、

あとその人がしている副業の話なんかも聞いていた。

恐ろしく手のあったかい人で、そしてもともとマッサージ屋で働いていたこともあってか

普通にメンエスじゃなくても働けるくらいにはうまいマッサージだった。

 

当然、重点的にやって欲しいところを脚なんて書いたものだから脚を重点的に。

ああ、なんてバカなんだろうか。

 

ただ、嬢ももちろんそういう場所に来ている客の意図も汲んでくれて

部屋の明かりを暗くするなり四つん這いを要求してきた。

 

全く知らない女性目の前にして四つん這いとは…。

しかし、これが本当に恐ろしい快楽だった。

これは一人では絶対に味わえないだろう。

あられもない姿を曝け出している羞恥心。

股間を突き抜ける人肌の暖かさ。

そして、そこから伝わる快感。

うん、この経験だけでも十分すぎる経験だったろう。

 

しかも入念にマッサージであったまった脚である。

ちょっと触っただけでも、電撃が走るくらいの快感が走った。

特に内腿。

確かにいけない快楽が体を巡り巡っていく。

嬢への仕事への想いとかも聞いてたからなおのこと、なるほどと感動していた。

 

そこからさらに脇腹、乳首へと快楽の波動は伸びていく。

四つん這いでいるのが精一杯になってきた。

「もう寝ていいですか…」

完全な敗北宣言をしてしまった。

 

そこから嬢は横に座るなり、

「さっきから全然胸とか触ってないけど別にいいんだよ?」

と優しく教えてくれた。

ああ、そっか…。そういうお店なんだっけ…。

嬢のおっぱいを触りながら寝ている自分、そして乳首とムスコを責めてくる嬢。

 

数百人と扱いてきたその腕は確かにツボを押さえようとしていた。

そして、嬢のおっぱいに触れる。

やはりおっぱいの感覚は他に換えが効かない。

ここにしかないもの。

ただ、あまりいじっても痛いのも各所で聞いていたのでそこまで強めに触り過ぎないようにした。

回春マッサージは春を回すと書くがまさしくその通りであった。

 

ただ、ここで問題が起きる。

いや、気持ちいんだが。気持ちいんだが!!!!!

おしっこに行きたい!!!!!!

 

逆の手で一人でしたときとかにも感じてはいたが、慣れない何かによっていじられると

一回トイレに行かないとどうにもならなくなるのである。

もうこうなってしまったら最後、快楽VS尿意である。

 

しかし、部屋の中にトイレはない。

ただ、この場でトイレに行きたいというのもおかしな話になってしまう。

やむなく、俺は尿意を我慢することに。

 

ただ、これがいけなかった。

俺は圧倒的尿意を前に次第に扱かれるという行為が苦痛になっていたのである。

 

もはや、乳首は気持ちいが息子は苦痛という謎な状態になっていたのである。

もっと楽しみたい自分と、早く終わって欲しいと願う自分。

ああ、いつまで続くんだろう…。

永遠と思えたその刹那。

 

タイマーが鳴り響いた。

いかせられなかった嬢はすごく申し訳なさそうな顔をしていた。

 

とてもおしっこに行きたくってしょうがなかったなんてことは言い出せなかった。

最後のシャワーの時も悔しさと申し訳なさが混じった顔で体を綺麗にしてくれた。

いや、本当に気にしないでください。いけなかったのは俺の体が悪いんでと

死ぬほどフォロー入れまくった。

もう、本当に風俗行ったはずなのになんか色々めちゃくちゃだよ。

 

あとで聞いた話だがあまり嬢は時間が終わったら

店から出ていく最後まで送り出しをしないと聞いたけど、

なぜかその嬢は最後まで店を出るその瞬間まで見届けてくれた。

 

色々申し訳なさとかもあったんだろうなあと思いつつ

人生の中でも間違いなく忘れられない2時間になった。

 

 

その後はもう溜まりに溜まった何かをどこかにぶつけるかのように、

すすきのの街を絶叫しながら全力で走り回った。

完全に今思えば奇人である。

 

友達にも電話をかけて、えらい勢いで「すすきのサイコー!!!!!絶対一回はきてみろ!!!!めっちゃ楽しいから!!!!」とかもうキャラ崩壊もいいところの発言をしまくったが、もうあんまり記憶がない。

 

ただその後、ことが終わってから合流した友達の顔を見て熱が引いたというか

ああ、あれまじで現実だったんだ…という何かに引き戻される感覚を覚えた。

 

その後に食べたスープカレーはマジで美味しかった。

本当に思うが、何らかの性行為をした後の牛丼・カレー・ラーメンは最高に美味しいと思う。

体も心もあったまるし、何より落ち着く。

 

友人とも反省会をして、ああだったこうだったと色々話をした。

正直いうと、友人に強がってイケたとか言った気がしなくもないがもしそう言ったのなら

その友人には本当にごめんである。

 

その後、気を取り直して二人でバニーのガールズバーに突撃した。

いやはや、バニーというものをマジで見たのは初めてだったのでもうたまげた。

あれは芸術以外の何者でもないと思う。

その人のプロポーションを余すことなく活かし、網タイツとエナメルの光沢で

ドレスアップされているその立ち姿にするあの衣装はとんでもねえと思った。

 

ガールズバーのシステムもよくわかっていなかったので、色々恥ずかしい思いもしたが

まあまあ楽しかった。

途中で別段話すことも無くなったし、相手がどういう人なのかもさしたる興味もなかったから

最後の方はしっぽり飲む感じになってしまったけれど

それでもバニーというものを目の前にして飲む酒は確かに美味かった。

 

俺と友人はバニーと一緒に陽気に写真を撮り、そして一緒に泊まるホテルに向け脚を運びすすきのの狂気を置いて背を向けて去った。

 

終わりに

あの夜、確かに21000円というとんでもない金額をぶっ飛ばしたことは事実だが、

それ以上に得た経験はものすごかったと思う。

頭をおかしくしても別に許される街すすきので、あれだけ騒ぎ倒したことは

多分生涯忘れることはない。

 

風俗も今後の人生でもし機会があるなら今度は別の形のところに行ってみたいなとも思った。

性の悦びを知ったのももちろんあるけれど、体を使っていろんな実験をしてみるのも

なるほど面白そうだなあと思った。

 

他にも性産業っていうジャンルに対して、ちょっと強めの抵抗感もあったが、実際に自分が行ってみたこと、そして嬢が快くその辺りの話もしてくれたこともあって、あまり変に構えなくなった気がする。

 

あと、普段から強めのグリップ(リモコンを軽く握るくらい)でオナニーをしている人、

マジでいけなくなるから今のうちから弱い刺激で行けるようにしといた方がいいなあ

という教訓も得た。

 

なんで大学卒業してからの方が異性と関わる機会多くなってるんだ…と

自分に飽き飽きしながらこのしょーもないすすきの日記を締めたいと思う。

女性関係も色々あったがそれについてはまたおいおい。

 

とにかく乱文になってしまったが、これが自分がすすきので色々やったことである。

仕事疲れもあるし、文章の推敲なんて一切してないから読みにくさはご愛嬌ということで許して欲しい。

 

ただ、これは声を大にして言わせて欲しいが

もし、何か怖いとかいろんな思いがあるのならそういう人ほどなおのこと風俗に行ってみるべきだと思う

意外と自分の思っていることと違うことは世の中多いものだなあと感じたのもまたこのすすきのの1日にはあったと思う。

アドベントカレンダー12/23分

表なのでdisもなくネタもなく新幹線で旅するときのライフハック的なものを書き連ねます。

 

頻繁に新幹線に乗っているとどこの号車がいいだとか、いつまでにチケットとればいいだとかそんなどうでもいい知識が山積していきます。そして毎回自分が乗るならこうしようああしようとか考えちゃうんですよね…。そんな視点から乗車から下車までの一連の流れをまとめた記事を作成しました。特にこれから帰省する方、またこれから冬休みや繁忙期に旅行に行く方、必見です。

 

【チケットの取り方編】

まず指定席券はいつから発売されるか覚えておきましょう。「乗車する一ヶ月前の同じ日の10時から」です。えきねっとというサイトを使うと事前予約でこれよりも前から予約することができますが、座席の指定は確かできなかったはず。窓側がいいとか通路側がいいとか号車までしっかり指定したい人はこの日から予約しましょう。

ちなみに西千葉駅にあるこんなやつ↓(指定席券売機またはMV)

f:id:chii_botti:20181222021213g:plain

出典:https://www.jreast.co.jp/mv-guide/demo/index.html

は、10時10分からだったりするので注意。(結構この券売機は優秀でクレジットが使えたり、全国の特急(寝台特急を除く)や快速なども予約できたりするのですが細かくなるのでここでは割愛します。)

忙しい時期や人気の列車の予約はかなりシビアで、例えば12/27のはやぶさ号(東京の次は仙台その次盛岡とか止まるめっちゃ速い新幹線)を押さえようとか思ったら11/27の午前中には予約入れておかないとまず取れないと思って下さい。

他の列車ならその日の夜くらいまでなら割と取れます。

 

【購入時のお得・注意その1】

帰省ラッシュ時や三連休の北陸なら長野・富山・金沢、東北なら仙台・盛岡・八戸・新青森や秋田方面に行くなら絶対全車指定席を死んでも確保しましょう。

後述しますが本当に自由席がある列車って悲惨な目を見るんですよ。マジで。

【購入時のお得・注意その2】

指定席が取れないならグリーン車を取りましょう。てか、お金に余裕があるならグリーンにしましょう。

理由は同じく当日編にて後述します。

【購入時のお得・注意その3】

時間に余裕がある人は是非JR東日本株主優待券を買いましょう。

この株主優待券が結構強力でJR東日本の場合、1枚で2割引で最大2枚まで使えてMAX4割引になります。しかも何が4割引かって、一回限り特急の料金と全区間の運賃が4割引です。金券ショップなどで一枚安いと2000円高いと2500円で取引されていますが、以下の組み方なんかするとマジで安いです。

f:id:chii_botti:20181222023412p:plain

東京から秋田って新幹線片道17,040円もするんです。往復したら、34,000円…。Switch一台買えちゃうんですよね。ちなみに学割を使うと30,100円になりますが、この馬鹿げた大回り切符なんと特急券込みで18,290円です。株主優待二枚分入れてもなんと23,000円。7000円浮きました。ちなみに普通に新幹線で往復する場合に比べてその差二時間ですのでパフォーマンスは最強ですね!これはみどりの窓口で買いましょう

(参考までにルートを記載

大宮→(こまち4割引)→秋田→(いなほ乗継ぎ割引で5割引)→新潟→(とき通常特急料金)大宮)

*乗継割引を適用する場合新幹線乗車日と全く同じ日に乗継ぎをする必要があります)

f:id:chii_botti:20181222024758j:plain

https://www.ticketlife.jp/jrkabunushiyuutaiken-kakuyasu-hanbai/ 株主優待

えきねっとで予約

早い時期に予約すると結構いいお値引きをしてくれる切符が取れます。一番安い物だと35%引き安い物だと5%引きまでまちまちですがお値引きをしてくれます。ただし、これを利用するにはクレジットカードが必要なので何かと不便ではありますね…。

えきねっと: 

えきねっと(JR東日本)|新幹線・JR特急列車のきっぷ予約

【車両選び編】

①車内販売が欲しい人

まず、基本的に各駅停車の新幹線に車内販売は存在しないと考えて下さい。なので、各駅停車の新幹線に乗る場合は買い忘れると死ぬので気をつけて下さい。

それ以外の人は、東北新幹線なら4号車と5号車の間に、北陸新幹線なら6号車と7号車の間、山形・秋田新幹線の場合は11号車にあります。ちなみに、車内販売の人は万能ではないので一回全区間通しで乗って2往復するのが平均くらいです。1往復の時とかもあるので絶対欲しいって時は是非そこまで行ってみましょう。上野や仙台・長野といった主要駅ではいることが多いです。

②トイレが近いのがご希望の人

トイレは基本的に1・2号車、3・4号車のように奇数号車と偶数号車の間にあります。ので奇数号車なら後方を偶数号車なら前方の車両の端を取るとめっちゃ便利です。

③でっかい荷物を抱えた人

はやぶさ北陸新幹線に乗る人でとてつもなく大きい荷物を持って入りたい場合、偶数号車の1番から2番あたりを押さえておくと大きい荷物を置くラックがあるので何かと便利です。ただここは基本的に早い者勝ちなので、本気で使うなら割と早い時間から並んでおく必要があるでしょう。

 

【チケット取れなかった人向け、まだ諦めない!】

切符は必ずしも取れる物ではないです。例えば発売日の10時の段階で完売なんてこともあり得ますし、取ろうと思って三日前に買いに行ったけど在庫が全部無い!なんてこともざらにあります。ただ、そんなあなたに知っておいてほしいこと。

チケットは乗車したいと思った日の2日前に必ずチェックすること

これめっちゃ大事です。

キャンセルする人も覚えていてほしいのですが、2日前までにキャンセルをすると手数料330円で全部払い戻しすることができますが、前日にキャンセルすると料金の30%持って行かれます。

結構でかいですね。というわけで、みんなその前にキャンセルしようとするわけです。

是非空席がその日にあるかどうか確認しましょう。それでも取れなかった場合は当日編へ。

 

【当日編乗車から席とりまで】

さあ、乗車日です。グリーン車を予約の皆様はどんな帰省の時期でもゆったり帰れます。指定席、自由席の皆様お覚悟を。車内大混雑です。

f:id:chii_botti:20181223230547j:plain

https://www.j-cast.com/2016/08/13275145.html

いかがでしょうか。車内は地獄です。しかも通勤電車なら30分で済みますが、これが2時間コースはマジでしんどい。ちなみに乗車率200%とかも経験しましたがもうどうしようもないです。ばんざーい。

ちなみにこうなるのは自由席がある電車に限りますので、絶対に指定席のみの列車を取った方がいいです。

指定席のみの列車もまあまあ混んではいますが少なくてもトイレにはギリギリ行けます。

普通は自由席のみでおさまるはずなのですが、あまりにも人が多いと駅員や車掌さんが「指定席誘導」というのをかけます。するとあれよあれよろ自由席から人が指定席の通路まで人がなだれ込んでくるという仕組みなんですね。なので最後まで指定席誘導の被害に遭いたくない方はなるべくグリーン車よりの車両を取りましょうね。

 

自由席ですがもみくちゃにされたくなかったらとにかく一番前に並んで意地でも席を取りに行きましょう。ここでのポイントはなるべくダッシュで乗り込み手前の席に素早く荷物を投げ込むしかないです。とれなければ最後。総武線の通勤ラッシュに2時間立ってるのと同じ運命が待ち受けています。

 

あとトイレは事前に済ませておきましょう。水分もあまり取らない方がいいです。

なんせこれだけ人がいるので移動はほぼ不可能です。駅で多少並んでもいいので全力でいきましょう。もし、それすらもダメな場合は7号車と8号車のデッキを取りにいきましょう。比較的大きいスペースのあるトイレが目の前にあるのは結構アドです。

f:id:chii_botti:20181223231651j:plain

https://jr-shinkansen.net/toilet.html

たまに楽だからという理由で引きこもっている人もいるので、10分たっても出てこない場合は全力でノックしましょう。漏らすよりはましです。

 

車内販売はほぼ来ません。来て終点近くになります。なので事前に食料などは買ってから乗車しましょう。

 

と、繁忙期のことばかり書きましたが最後に普通の時期でも知っておくとちょっと得する情報を載せて記事を終えたいと思います。

 

【車内販売では何が売っているのか】

これ聞かれて全部即答できる人は完全に関係者かその道のオタクですね、こんばんは。

車内販売では結構意外と色んな物が売っています。

有名どころで言うと新幹線のアイスとコーヒーじゃないでしょうか。

新幹線のアイスは冗談抜きで石並みに固いです。

f:id:chii_botti:20181223232713j:plain

普通にこんな感じで全然刺さらないんですね…。なのでもし、コーヒーを買ったらふたの上に置いておきましょう。結構早くとけます。あと、もしコーヒーにもアイスにも飽きてきたらバニラを買った場合上からコーヒーをかけましょう。あっという間にアフォガードの完成です。是非乗車時にお試しあれ。

 

さて本題

新幹線の車内販売で取り扱っている物は

  • 駅弁・サンドイッチなどの軽食
  • ソフトドリンク(コーラやお水、オレンジジュース、お茶)市場より+20円くらい
  • お土産品
  • おつまみ類(結構地の物が多い)
  • アルコール(ウイスキーやリキュールはまちまち、それ以外は全部ある)
  • 新幹線限定グッズ

などがあります。

このうち駅弁は電車によりけりではありますが大体1列車に5・6個しかないので乗ったらすぐに買いに行くべきかなあと思います。種類もそんなに多くないので早い者勝ちです。

お土産は各地方から1〜3種類。若者からご年配の方まで楽しめるようなものが揃ってます。

こんな感じで色々揃ってるので是非何か乗る前に買い忘れた物があったら車内販売の人に声をかけて下さい。多分お目当てのもが見つかるかなって思います。

 

【ボックス席の作り方】

f:id:chii_botti:20181223233917j:plain

https://s.webry.info/sp/tomodachiya0221.at.webry.info/201207/article_5.html

新幹線の座席をこんな風にしたい人多分いると思いますがわからないって人もいるかと思います。

そんなあなたは是非座席下についてレバーを踏んでみて下さい。そうするとリクライニングも解除されてあれよと回転させることができます。是非お試し下さい。

 

 

いかがでしたでしょうか。役に立つ知識役に立たない知識色々あったかと思います。

ただ一個でも役に立つことあったら幸いに思います。

 

今年はクリスマスにサイコロの旅をしてこんな風になる予定だったんですが…。

f:id:chii_botti:20181223234301j:plain

体調がよくなかったため実現しませんでした。

ちなみに余談ですが、前回のクリスマスのサイコロをしたときには丸一日風呂に入ることができず、いわきのネットカフェでは今まで聞いた史上最大の爆音いびきにさらされ朝4時からサイコロを振って仙台まで行くとかいうバカなことをしておりました。

 

今年は家族と布団と一緒にクリスマスって感じでした。

平成最後のクリスマス。そして二度とないであろう12/23の天皇誕生日にともなう祝日。さようなら。来年からは天皇誕生日が8月になるということで学生発狂ではございますが、そんなことはともかく皆様よいクリスマスをお過ごし下さい。

CCS アドベントカレンダー12/20

 

こんばんは、ちーです。

目撃情報も少なかったと思いますが、ここ最近体になぞのぶつぶつができて顔も大変に腫れてしまいまして寝込んでおりました。

f:id:chii_botti:20181219211432j:plain

顔のイメージ図(写真は水曜どうでしょうより)

そんなこんなで最近ご飯に飢えているということもあって急遽、この駅弁はうまい!この駅弁は絶対おすすめしない!という特集を組むことにしました。これから東京から地方へ帰省するみなさん、必見です。最後までおいしい東京駅で買えるかもしれない旅のお供の駅弁是非見ていってください。

 

【この弁当がうまい!東北編】

 

米沢牛炭火焼特上カルビ弁当 米沢駅

THE肉と言わんばかりに敷き詰められた特上カルビ6枚としうまい2つ。値段は1600円と駅弁の中でもかなり高価格帯ではありますが、味は絶品。また、お弁当の底もかなり厚いので見た目の大きさに対してかなりボリューミーな仕上がりになっています。つけ込んだタレとカルビのジューシーな味わいそして肉の厚みには感動するしかないです。ちなみに米沢駅には新杵屋と松川弁当店というふたつのお弁当屋さんがありますが、個人的にはこの特上カルビ弁当を出している松川の方が好みです。ちなみに、よく東京駅で山と積まれて大人気になっている牛肉どまんなかですが、あれ実は米沢牛ではなく黒毛和牛が使われています。きちんと米沢牛が食べたい!という人は「米沢牛」と書かれたお弁当を買いましょう!

f:id:chii_botti:20181219213114p:plain

米沢牛炭火焼特上カルビ弁当

出典:

http://www.yonezawaekiben.jp/sp/ekiben/ekiben_47.html

 

②郡山 海苔のりべん

お値段が980円と中価格帯の駅弁。のり弁と聞くとなんとかもっとのお弁当みたいにアジフライが載っているのが割と定番であるがさにあらず。こののり弁は超シンプルで海苔の下にはおかかが敷き詰めてあり、おかずもシャケや人参、卵といったオーソドックスなものがならぶ。味としては素朴な味わいなものが多く、昔ながらのお母さんの味が楽しめるような感じ。冷めてもおいしいのは母親の作ったご飯に非常に近いと思う。クリームシチューとかは冷めると絶妙にしんどくなるが。

駅弁は食べたい、でもお肉とか海鮮系じゃないのが食べたいそんなあなたにはぴったりな駅弁です。

f:id:chii_botti:20181219214332j:plain

郡山駅 海苔のりべん ¥980

ちなみに東京駅にあったかはわからないが、郡山駅で売っている同じ福豆屋だと「豚の醍醐味」と「牛めし」はおすすめ。

出典:

http://www.fukumameya.co.jp/menu/index-2-10-0-page1.html

 

上越・北陸編】

両方ともわさびが効いたお弁当で凄くおいしいです

①大人の焼き鯖寿司 山葵 金沢駅

f:id:chii_botti:20181220002119j:plain

大人の焼き鯖寿司 1100円

出典:

http://www.banjyo.jp/lineup/detail.php?id=12

新幹線などで取り扱っている有名な北陸三大有名駅弁屋、源(富山駅:ますのすしを作っているところ)、大友楼(バラエティに富んだお弁当)、そしてこの焼き鯖寿司を出している番匠というお店。その番匠の中でも特においしいと推せる駅弁はこの大人の焼き鯖寿司です。大きい焼き鯖が丸ごと一尾入っている贅沢さに加えて、酢飯とほんのりと感じるわさびな感じがたまらん一品です。これと日本酒をあわせて電車に乗れた日にはもう最高としか言えません。形が地味にいい形をしているのでますのすしの次くらいには投げるときれいに飛びそう

個人的にもたまに食べたくなり旅行に行かないのにも関わらず東京駅に寄る用事があるときはごくごくたまに買って帰って独り酒してたりします。サラダなんかをプラスで持っていけるとベストな気がします。

 

新潟駅 三新軒 焼肉弁当

こちらは先ほどの焼き鯖と打って変わって肉のわさび系お弁当です。新潟三新軒も有名な駅弁屋のひとつ。こちらはわさびが付属しているタイプなので自分の限界までわさびが盛れる親切設計になっています。味の方はほどよく焼肉のタレで味付けされた細切れ肉がごはんと相まって非常に進むシンプルしかし癖になる味付けになっています。ここにさらにわさびを追加することにより味変が期待できるお弁当ですね。ちなみにたまに東京駅で実演販売なんかもやっていることがあります。

f:id:chii_botti:20181220003527j:plain

焼肉弁当 1150円

出典:

https://www.niigata-sanshinken.co.jp/products/2077/

 

【東京の駅弁でおいしい駅弁】

ぶっちゃけると東京の駅弁屋で取り扱ってる東京の駅弁でおいしいものってあんまりない

とまあちょっと本音が出ましたがその中でも食べておいしいと感じた駅弁やちょっとしたものをいくつかご紹介

 

① 30品目バランス弁当

お弁当からはごまみたいな匂いがします。中身は本当に各種様々取り揃えている感じ。野菜やお魚、少量のお肉、ホタテといったかなりバリエーション豊かでかつ味もそれぞれしっかりついているお弁当です。値段も900円とかなりお手頃価格ということもあって東京の駅弁の中では根強い人気を誇っています。色んな味が楽しみたい、特に苦手なものもないっていう人にはかなりおすすめできる一品ですね。季節に寄って若干中身が変わることもあるみたいです。

f:id:chii_botti:20181220004157j:plain

出典:

https://www.nre.co.jp/delivery/tabid/243/pdid/E424/Default.aspx

 

②チキン弁当 900円

こちらもお値段1000円切ってる駅弁の中ではお手頃なお弁当です。かなり歴史は長く昭和38年から売られているみたいです。スプーンで食べることもできるお弁当なため子供がいたりすると結構喜ばれるお弁当です。ついでにお弁当自体に取っ手もついているのでとっても親切設計。なんちって。とかくおいしいお弁当です。新幹線ホームにはチキン弁当の唐揚げ単体でも売っていますので、チキンライスなんかいらない、唐揚げが食べたい!という人は是非そちらをお買い求めください。

出典:

https://www.nre.co.jp/ekiben/tabid/236/pdid/E428/Default.aspx

f:id:chii_botti:20181220004612j:plain

 

国技館の焼鳥 650円

まず一言言います。新幹線乗る前は絶対これを買おう!!!!!!

国技館の回し者ではないです。ただ冗談抜きにしてこの国技館の焼鳥おいしいんです。普通焼鳥、冷めるとタレがでろーんとなっててあんまりおいしくないんですよね…。

というこの常識を見事に覆してくれた国技館の焼鳥。中身はつくねが日本とももが3本入っています。さすがにももはちょっと固くなっているのですが、それでも味がしみててすごくおいしいです。特にこれとビールをあわせて飲んだ日にはもうたまらんですね。筆者月1くらいでこれを買ってホームライナー千葉の中で優勝しています。もう死語かな?ちょっと小腹がすいたなって時や、お酒のおつまみに乾物系ではなくいいものが欲しいって時にはうってつけです。ちなみに消費期限も翌日午前2時までなので、最悪新幹線で食べ損ねても夜食で行けます。いや、本当に買って食べてみてください。おいしいから(n回目)

ちなみにどうでもいいですが、相撲で有名な国技館の地下って焼鳥工場らしいです。

f:id:chii_botti:20181220005402j:plain

国技館の焼鳥 650円

出典:

https://gurutabi.gnavi.co.jp/i/i_1001068/

 

全国をみれば他にも神戸牛のステーキ弁当だとか、ますのすしだとか牛肉どまんなかだとか、峠の釜飯だとか有名どころでおいしいのはいくつかありますが、今回はそうではなく隠れたおいしいお弁当いくつか紹介しました。

 

さて、どちらかというとおいしい駅弁なんかの特集はよくありますが、「おいしくない駅弁」の話ってないと思うんですね。今回どちらかというとその駅弁についてどーーーーーーうしても言いたいことだらけでこの記事にしたという経緯がありますのでお付き合い下さい。そのお弁当とは…

f:id:chii_botti:20181220005819j:plain

f:id:chii_botti:20181220005828j:plain

この五目わっぱ飯

出典: https://www.nre.co.jp/ekiben/tabid/236/pdid/E427/Default.aspx

下手したらメーカーに殺されるんじゃないかと思いますが、本当にこれはびっくりするくらいまずい。正直言って多分雪山で三日三晩飲まず食わずで目の前にこれしか食べるものがないと言われたらなくなく食べるレベルです。まず匂いからして殺人的です。普通一般的なわっぱ飯はあけた瞬間おいしそうだな、という感想を抱くと思います。

(わっぱとは木を加工して作る円筒のお弁当箱に入ったお弁当をさす)

しかし、このわっぱ飯ひと味違います。

あける前から独特の匂いを発してきます。それはなんとも形容しがたい匂いで30cmくらい離れたところからもしてきます。正直わっぱ飯にされる具材が気の毒である。

そしてこのわっぱ飯の中でも良心的なエリアとして挙げられるのは卵など大きい具材エリアで、本番は右端の草のエリア。いや本当に何の草なのかわからないし、とにかく食べるとわかるけどとにかく虚無になります。口の中にそのなんとも言えないにおいが広がってきてもはや完食は困難と言えるでしょう。ちなみにこのお弁当を食べている人を何人も見てきましたが新幹線の旅情という加点要素ありきでこのお弁当を完食している人は半分くらいしかいませんでした。

 

本当にこのお弁当だけは絶対に買うのをおすすめできないですね…。

 

【まとめ】

わっぱ飯をこき下ろしすぎましたが、東京駅の駅弁はおいしいお弁当で実際あふれています。上記に記したお弁当以外にもおいしいお弁当は沢山ありますし、実際たまに何でもないときでも食べたくなるそんな駅弁があふれている魅力的な場所です。是非、皆様新幹線に乗る時またなんでもない時でもいいので色んな駅弁を買いそして手軽に地の物を味わって下さい。

 

ちなみに千葉大学近辺では、取り扱い品目が少数ではありますが、千葉駅構内に駅弁屋「踊」があります。その他は新宿や大宮、上野、東京、品川といったところに駅弁屋「踊・祭」があるのでそっちも使ってみて下さい。踊や祭はJR東日本管内での取り扱いになるので、東海道新幹線でこれらのお弁当を買いたいという人は是非乗り換え前にお買い求め下さいませ。

 

本日もご覧いただきましてありがとうございました。

Advent Calender 12/14分

本日のCCSアドベントカレンダーは私、@chii_bottiがお送りいたします。

 

内容は予定通り、旅についてちょっとした記事を書こうかと。

旅と旅行の違いってなんでしょう。同じように感じるかもしれませんが、ここにはすごい大きな違いがあるんじゃないかなあと思ってます。

旅行ってこう、日常の疲れを癒すためとか、まったりするためとかなんかそんな感じがすごいしてて。逆に旅というのは新しいものに巡り合うためにあちこちに行く、そんなものだと思ってます。

今回はそんな旅というジャンルの中から普段の僕の旅の仕方みたいなところだったり、今まで行ったことがある場所のなかでも厳選してここには行ってみてほしい、そんな場所について書いていこうと思います。

 

~旅の準備編~

まず旅に必要なものは何か。ぶっちゃけていいましょう。金とリュックと着替えと時刻表があればなんとかなります。強いて言うなら学割証を2枚忍ばせておけば十分です。お金は事前にバイトして作っておきましょう。大体その旅で使うであろうと思われる金額の+1万~2万くらいあるとなおいいですね。クレジットカードがあるならなお文句なしです。

 

~旅の交通手段選択~

 

 鉄道で旅する場合→

  青春18きっぷ、もしくはそれに準じるフリー切符一枚。ただそれだけです。ネックはちょっと腰にくるのと新幹線とかと違って時間はかなーりかかるところ。でも、

新幹線では見れない日本の秘境だったり奥地を一駅一駅進んでいくあの感覚はやっぱり癖になりますね。何度か特急で旅をしたこともありますが、特急は無駄に疲れるんですよね…。座席にずっと張り付きっぱなしな上に途中下車するとその切符が無効になっちゃうので…。

 

【コラム】

青春18きっぷとは

青春18きっぷとは日本全国のJRの普通列車及び快速列車の自由席車両、もしくは指定券を所持していれば指定席快速列車に乗れる切符である。5回分で11850円。5人で一日使用したり一人で5日間旅したりすることにも使うことができる。指定席グリーン車だったり特急だったり新幹線に特急料金足して乗るとかはできないので注意が必要。

 

よく18きっぷの話をすると勘違いしている人がいるのですが、あれ年中販売しているわけではないんです。ざっくり言うと売ってるのは3,7,8,12月で使えるのはそれぞれの月の10日くらいから翌月10日くらいまでです。ゴールデンウィーク18きっぷで旅行するぞー!とかいうのはできないのがちょっと残念ですね。

 

ちなみに、18きっぷに近い亜種の切符はいろいろあって、JR東海は土日おでかけフリー切符(8500円くらいで連続する土日祝日の2日間使用可能、特急料金を支払えば別途乗車可能)、北海道フリーパス(27000円7日間北海道内の特急列車普通列車全線に乗車可能)、四国学生フリー切符(夏休みとか限定販売9800円で特急列車乗り放題)などなどフリー切符は探せば結構あるので、いろいろと活用できるかもしれない。

いつも僕は旅処というフリー切符ばっかりのっけてくれているサイトにお世話になっています。

 

旅処-たびどこ:全国のフリーきっぷ・1日乗車券・乗り放題きっぷ

 

こうしたフリー切符を使っていくと比較的自由度の高い旅が組めるからおすすめですね。例えば当日、地元の人から聞いた観光地に行きたいと思えば即座に旅程が変更できるし、天候が悪くなりそうだと予見できそうならそこを回避して旅したりできるのでそのへんが通常の切符を使った旅と違って融通の利くいいところだと思います。

ただ、運休になったからといって何らかの補償をしてくれるわけではないのでそこが非常に大きなネックなんですけどね…。

 

そんな旅はしたくないよって人は事前に指定券とって切符とってゆったり行くのがベストなんじゃないかなって思います。

 

~飛行機を使う場合~

最近、LCCが台頭してきたおかげで結構いろんなところに行きやすくなってきました。ですが、LCCって結構安い代わりに制約が多いんですよね…。例えば羽田空港ではなく成田空港だったりとか(成田は立地は千葉大からだとそこそこいいんですけど、伊丹空港と同様に近隣の住民への騒音配慮のために遅くまで飛行機が離発着できないので出発地の最終便の出発時間がちょっと早い)、荷物の重量に結構制限があたりだとか

ついでに言うと時間にめっちゃ厳しくて60分前とかにチェックインを済ませてないといけなかったりとか。

そんなわけで実は今まで国内線でLCCを使ったことがなかったりします。

 

じゃあどうしてるのって話なんですが。

 

①クレジットカードでなんでもかんでも決済してマイルをひたすらためまくる

 ANAのクレジットカードだとマイルの交換のレートが悪かったりするので、JALをおすすめしています。社会人になると大して変わらないんですけどね。JALJALカードnaviというクレジットカードを出していて100円で1マイルたまるサービスを提供しています。年会費が無料で60万円分買い物すると1往復分マイルがたまります。

てなわけで、これを使って結構旅に出てたり。ただし、予約が4日前に必要だったり、期間に最近制限ができてしまったのでちょっと取りにくくなってしまったのが難点です。ただ、実質無料で飛行機乗れてるあたり文句言えねえもんなあとか思ったり。

 

スカイメイトで行く

 自分の最近のトレンドはこれですね。繁忙期とかだと結構難しいんですが、実は当日空港に行って飛行機に乗るとかなり安く乗れます。最大普通運賃の6割引き。これはANAJAL共通です。ついでに言うと北海道にいくならAIR DOなんかもおすすめですね。石垣島まで片道2万円でいけたり、air doなら釧路(北海道の一番東の空港)まで10000円で行けたりとかなり安く旅できます。これのネックは当日空港に行くまで空席があるかどうかわからない上に、最終的に空席が見込まれる場合にのみ搭乗できるので、お盆の時期や年末年始とかはかなーり厳しいですね…。かわりにそれを外せばよっぽどのことがない限り乗れるのでおすすめできます。

年齢制限が航空会社によってあるので注意が必要です。ANAが24未満、JALAIR DOが26歳未満なのでこれ以上の年齢の人には適用されません。

ので、これを超えてしまっている人は早割だとかLCC使っていくしかないのかな…。って感じです。当日は必ず年齢が確認できる身分証明書を持っていきましょうね。

あと、初めてスカイメイトを使うよって人はマイレージクラブへの登録が事前に必要になってきますので時間に余裕をもった行動をおすすめします。

慣れてくると飛行場到着30分前に行っても余裕でいけますね。

 

JAL 

スカイメイト(運賃) - JAL国内線

 

ANA

スマートU25(ユース25)[国内線]|ご予約/旅の計画|国内線航空券予約・空席照会|ANA|ANA

 

AIR DO

AIRDOスカイメイト | 運賃 | 旅行の計画 | 北海道発着の航空券予約ならAIRDO(エア・ドゥ)

~ぼくの旅の例~

 

というわけで、以上のこと踏まえて普段の旅の裏側というか流れをざっと書きます。

 

一週間前ぼく「ざっくりとここ行きたいなー。」

4日前 特典航空券に空きがあれば予約をぶち込む、あいてなければ当日まで待機

当日 飛行場に行く。スカイメイトor特典航空券で飛行機に搭乗

現地到着、ここで宿の検索と行先を考える、フリー切符使っていろいろまわる

16時くらいに宿をとる

夕飯だけ先に済ませてから宿へ

宿泊

翌日朝の朝食を食べる

いろいろいく

帰りの飛行機スカイメイトor特典航空券で帰る。

 

 

こんな感じの流れで旅をしてます。

 

 

旅の行先の知識の輸入の仕方

よく、旅の話になると聞くフレーズが「どこでそんな知識仕入れたの?」というそれですね。実際、行きたい!と思う旅先に出会うのって結構難しいんですよね…。僕も結構苦労したりしてます。

けど、一番手っ取り早い話を言うと「時刻表の路線図を開いて地名でネットサーフィンして画像検索」これに尽きますね。

実は時刻表ってもんのすごく行先を決めるのに有用な教材だったりするんですよね。

時刻表って実は時刻だけ載ってるだけの本だけでなく観光地とかも載ってるんですよ。その中で一番使えるのは時刻表の路線図のうすい緑で塗ってあるエリアだったりするんですよ。

そこの表記の意味はここに観光地がありますよ、という意味合いなので調べてみると結構絶景に出会えたりします。

そのほか2chとかの旅のまとめサイトとかでいろんな人があげてくれてる写真とか見てぴんときたとことか。結構探そうと思えば探せちゃうんですよね。

 

大体その行きたいところをまわりきったら今度は意味もなく旅に出ることを開始します。そして降りたい駅で降りてそのまわりを散策する、といったことをしたりなど。旅は突き詰めても突き詰めても終わりがないので本当にやりがい感じます。

 

とかとか、ちょっと脱線しましたね。こんな感じで旅の知識を輸入してます。

 

 

~旅のおすすめスポット~

 

というわけでお待たせしました。この記事を読んでる人でもしかしたらこの項目が目当てで頑張って読んでくれてる人もいたのかもしれません。おすすめスポットを書いていきます。

 

【北海道:層雲峡】

はっきりといいます。層雲峡ってなにもありません。いや、ほんとに。

スキーで発展しているところなので夏場はびっくりするぐらい人がいないんですよ。

そして、正直このまわりのホテル2軒にそれぞれ一泊ずつしましたが、正直言いましょう。北海道にしては飯がそんなにおいしくない!

いやあ、びっくりしました、北海道て結構おいしいごはんを期待していくところだと思うんですが、見事に期待を裏切ってくれましたね。

ただ、そんな層雲峡の朝は本当に格別です、朝6時始発のロープウェーに乗って水蒸気がたまった朝にはなんと雲海が見れます。結構お手軽に雲海が見れるのですっごいおすすめできるんですよね。雲海が見れる日はまず、下界は死ぬほどどんよりした天気です。当たり前なんですけどね。けど、ロープウェーで上にいくと雲を抜けて行ってそれはそれは見事な雲のじゅうたんが見れます。ただ、見れるのには気象条件とかが絡むので前日雨が降ってかつそこそこ涼しい日とか狙うといいでしょう。多分大体見れます。

お手軽に絶景が見れる層雲峡は飯がおいしくないことを除けば最高ですね。

 

f:id:chii_botti:20171214180414j:plain

 

【北海道:函館】

多分年に一回行ってます。あのね、景色もきれいなうえにご飯がマージでおいしい。函館の夜景や赤レンガ倉庫はかなり有名なので割愛しますね。なんといっても、函館限定のファストフード、ラッキーピエロはマジでうまいんですよ。ご当地ハンバーガー屋でメニューの飲み物にガラナがあったり、からあげがあったりとにかくマックとかモスバーガーにはないようなものを取り扱っています。しかも場所によっては深夜の一時とかまであいてるので夜食にもいけるかなり汎用性が高いハンバーガー屋さんです。

あと、「札幌の塩、旭川のしょうゆ、函館の塩」で語られる函館の塩ラーメンは格別です。特に「あじさい」は本当においしい。札幌で食べたあじさいの比じゃない函館のはおいしいんです。あの独特の塩辛さとスープと麺のハーモニーはあそこでしか味わえないもの。本当にぜひ食べに行ってもらいたいもんです。ついでに言うと近くに温泉もあって谷地頭はちょっと熱めだけど値段も安くてそこそこ質もいいしアクセスもいいので湯の川よりかは函館市内に宿をとっていくのがおすすめです。

ちなみに、函館には日本でおいしい朝食ホテルランキングTOP10に入った「ラビスタベイ函館」と「函館国際ホテル」がありますので、そちらもぜひ泊まってみたいものですね。ちなみに函館国際ホテルは2160円で朝食単体を外部でも食べることができます、目の前で鉄板で肉を焼いてくれたり、いくらのかけ放題刺身の取り放題、そのほか北の幸てんこもりな朝食が楽しめるので是非ご賞味あれ。

函館の夜景は最近すっごい観光客が増えてきてて、ゆっくり見れないからもしかしたらあんまり感動しないかもしれない。ちなみに、箱館山の標高は334mです。あと山から見えるくびれの部分は北海道南部のくびれではないという話はかなり有名な話。

 f:id:chii_botti:20171214181129j:plain

秋田県青森県:五能線

路線の紹介になってしまって、申し訳ない。けど本当にここは絶景なんです。海沿いをひた走る五能線は秋になると黄金色にそまった田んぼの中を走り、そして北に向かうにつれて日本海の青が眼下にせまってくる、景勝地というかみどころがいっぱいの路線。この沿線に白神山地だったり、ひょうたんの形をした浴槽が海のど真ん前にある不老不死温泉があったり。多分一日じゃ足りない。2日かけてゆっくり見たい路線。ただし、ネックがもんのすごく本数が少ないので確実に指定券をとってから向かうようにしよう。4時間に1本しか電車がこないとかそんなのもあったりするので、なお注意。

冬場になるとさらに本数が減るうえに凍えるから注意しよう。

 f:id:chii_botti:20171214181235j:plain

新潟県:青海川駅

最近できてないけど、2年連続でホームに腰かけて夕日を見ながら駅弁を食べるムーブをした駅。日本で海が最も近い駅と言われてる駅のうちのひとつで本当に眼下は海。そして、日本海なので、夕日ががっつり沈んでいくその様子は神様が降臨したようなそんな感じ。夕日が沈む1時間前から日没後30分がおすすめな時間。海の青さと夕日が沈んでいく様を両方とも見れるからいいぞ~。

 f:id:chii_botti:20171214181316j:plain

【長野県:姨捨駅】

大学の同期やバイトの同期などを連れて行ってその全員からもう一度行きたいという声をいただいた駅。本当に周りになにもないけれど、眼下の右下に広がる棚田と善光寺平の長野市内の様子のマッチングはなんともいえない素晴らしさがある。特急しなのが下の線路を通過していく様子は銀河鉄道が疾走していくような感覚で本当におすすめ。1時間じゃ足りない、2時間はいたい、そんな場所。ちなみに一番最初に旅した18歳の夏から後述する伊勢神宮とここが今の年まで毎年行ってるスポット。

 

f:id:chii_botti:20171214180432j:plain

三重県:伊勢神宮

神社とかあんまり興味ない人からしたらあれかもしれない。けどめっちゃ癒される。ちなみに半分の月がのぼる空の聖地であり、まんぷく食堂というところのからあげ丼は本当に絶品なので食べに行ってほしい。そして、神社の前の赤福、手捏ね寿司、伊勢うどんは多少デブになってもいいから食べてみてほしい。赤福は僕が初めて好きになったあんこのお菓子なのであんこがだめで…って人はまずあそこのあんこを試してみてほしい。お土産用ではなく現地で作られた赤福でなればいけないというのがみそである。ちなみに前まで赤福3つで240円だったのが2つで180円とかに値上げしたっぽいからちょっと残念。でもうまいから食べる。

夏場だと赤福のかき氷とかあるからなおおすすめ。

 

f:id:chii_botti:20171214180447j:plain

鳥取県:鳥取砂丘

 正直、昨年行くまで島根と鳥取なんてなんもないど僻地で砂丘もそんな大したことないやろと、島根県鳥取県民顔真っ赤になりそうなこと思ってた。本当にごめんなさい。鳥取砂丘ものすごい見どころありました。ただの確かに砂場っちゃ砂場なんですが、にしてもその規模がでかい。ちなみに瀬戸内海を飛行機で飛んだ時に砂丘ががっつり見えたくらいにはでかい。そして横だけじゃなくて上にもでかい。ネタじゃなくのぼるのがきつかった。そして頂上につくと吹き荒れる暴風。自然ってすげえなあっていうのを実感できました。いろいろスケールがおかしい鳥取砂丘は一回行ってみたらきっとまたもう一回行ってみたくなると思う。

 

f:id:chii_botti:20171214180635j:plain

広島県:呉軍港めぐり】

広島といえば広島風お好み焼き(広島焼きとかいうと某広島県民に殺されそうなので正しく表記)や宮島のイメージもあるけど、いやいやここには海上自衛隊の基地があります。ちなみに大和のミュージアムもあったりするよ。リアルな哨戒艦だったり潜水艦だったり、普段だったら絶対お目にかかることができないような艦船がそこらかしこにあった。艦これとかアズレンが好きな人ならもしかしたらはまるかもしれない。

 

f:id:chii_botti:20171214180458j:plain

熊本県:鍋ケ滝】

滝の裏側にいけるということで一気に話題沸騰した鍋ケ滝。ネックは車でしかいけないというアクセスの悪さ。でも、その景観はインスタとかにあげるならきっと絶対ものすごいイイネの数が飛んでくるようなものだと思う。滝の周りはものすごく美しくて、滝を裏側から見るとこうなってるのかっていう感動を実感できるかと。ぼくは結構好き。

 

f:id:chii_botti:20171214180522j:plain

【鹿児島県:さくらさくら温泉】

ぼくの定宿。霧島温泉霧島神宮のちょうど中間くらいの山の中にある一軒宿。ここの201号室には3年連続でお世話になっています。ちょっと山の中にありすぎるせいで、カメムシが廊下に空きとかだと転がってたりするけど、24時間使い放題の貸切風呂や、無料でセルフ泥パックができる露天風呂は他にはないよさがあります。ぶっちゃけここと指宿セットで2泊3日訪問とかだけの旅でも絶対満足度は高い。

 

 

 

みたいな感じで。本当はもっともっと載せたいところだったりきれいだったりするところはあるんですが、あんまり書きすぎると止まらなくなるので、どこかいいとこ知ってる?みたいなのは、個人的に聞きに来てもらえると全然答えます。

 

f:id:chii_botti:20171214180723j:plain

みたいな感じでおおまかな旅に関しての記事紹介は終了です。

 

ここからはちょっとした余談。

 

~旅をしたいと思ってる人へ~

旅って結構不安なことだらけで不確定要素が多くて現地についてから本当に帰れるのかなあとか不安に思ったりとか。結構そんなことがあったりします。実際、「行動力ある」とかありがたい評価をいただくことも多かったりしますが、そんなことは本当はないんですよね。サイコロの旅とか純粋に面白そうだからとか、旅も見たことないものを見たいからとかそんな理由で始めたり。きっかけなんてのはものすごく簡単な理由からでした。

そんな難しく物事を考えることなく単純にそこには何があるのか、そこでおいしいものが食べたいなとか、それを自分一人でおっくうでできそうにないなら周りの人を誘って行ってみたらきっとすごく楽しく旅ができるんじゃないんかなって思います。

人を誘っちゃうとあとは自然に計画なんてのは進んじゃうのでぜひ自分から周りの人に臆することなく声をかけてみてみてください。きっと旅が嫌いって人ってそんなにいないと思うし、あわせやすい趣味だと思うので。

 もし、行く人いねーよって人がいたら是非僕に声かけてみてください。一緒にいろんなところ行きましょう。