Advent Calender 12/14分
本日のCCSアドベントカレンダーは私、@chii_bottiがお送りいたします。
内容は予定通り、旅についてちょっとした記事を書こうかと。
旅と旅行の違いってなんでしょう。同じように感じるかもしれませんが、ここにはすごい大きな違いがあるんじゃないかなあと思ってます。
旅行ってこう、日常の疲れを癒すためとか、まったりするためとかなんかそんな感じがすごいしてて。逆に旅というのは新しいものに巡り合うためにあちこちに行く、そんなものだと思ってます。
今回はそんな旅というジャンルの中から普段の僕の旅の仕方みたいなところだったり、今まで行ったことがある場所のなかでも厳選してここには行ってみてほしい、そんな場所について書いていこうと思います。
~旅の準備編~
まず旅に必要なものは何か。ぶっちゃけていいましょう。金とリュックと着替えと時刻表があればなんとかなります。強いて言うなら学割証を2枚忍ばせておけば十分です。お金は事前にバイトして作っておきましょう。大体その旅で使うであろうと思われる金額の+1万~2万くらいあるとなおいいですね。クレジットカードがあるならなお文句なしです。
~旅の交通手段選択~
鉄道で旅する場合→
青春18きっぷ、もしくはそれに準じるフリー切符一枚。ただそれだけです。ネックはちょっと腰にくるのと新幹線とかと違って時間はかなーりかかるところ。でも、
新幹線では見れない日本の秘境だったり奥地を一駅一駅進んでいくあの感覚はやっぱり癖になりますね。何度か特急で旅をしたこともありますが、特急は無駄に疲れるんですよね…。座席にずっと張り付きっぱなしな上に途中下車するとその切符が無効になっちゃうので…。
【コラム】
青春18きっぷとは
青春18きっぷとは日本全国のJRの普通列車及び快速列車の自由席車両、もしくは指定券を所持していれば指定席快速列車に乗れる切符である。5回分で11850円。5人で一日使用したり一人で5日間旅したりすることにも使うことができる。指定席グリーン車だったり特急だったり新幹線に特急料金足して乗るとかはできないので注意が必要。
よく18きっぷの話をすると勘違いしている人がいるのですが、あれ年中販売しているわけではないんです。ざっくり言うと売ってるのは3,7,8,12月で使えるのはそれぞれの月の10日くらいから翌月10日くらいまでです。ゴールデンウィークに18きっぷで旅行するぞー!とかいうのはできないのがちょっと残念ですね。
ちなみに、18きっぷに近い亜種の切符はいろいろあって、JR東海は土日おでかけフリー切符(8500円くらいで連続する土日祝日の2日間使用可能、特急料金を支払えば別途乗車可能)、北海道フリーパス(27000円7日間北海道内の特急列車普通列車全線に乗車可能)、四国学生フリー切符(夏休みとか限定販売9800円で特急列車乗り放題)などなどフリー切符は探せば結構あるので、いろいろと活用できるかもしれない。
いつも僕は旅処というフリー切符ばっかりのっけてくれているサイトにお世話になっています。
旅処-たびどこ:全国のフリーきっぷ・1日乗車券・乗り放題きっぷ
こうしたフリー切符を使っていくと比較的自由度の高い旅が組めるからおすすめですね。例えば当日、地元の人から聞いた観光地に行きたいと思えば即座に旅程が変更できるし、天候が悪くなりそうだと予見できそうならそこを回避して旅したりできるのでそのへんが通常の切符を使った旅と違って融通の利くいいところだと思います。
ただ、運休になったからといって何らかの補償をしてくれるわけではないのでそこが非常に大きなネックなんですけどね…。
そんな旅はしたくないよって人は事前に指定券とって切符とってゆったり行くのがベストなんじゃないかなって思います。
~飛行機を使う場合~
最近、LCCが台頭してきたおかげで結構いろんなところに行きやすくなってきました。ですが、LCCって結構安い代わりに制約が多いんですよね…。例えば羽田空港ではなく成田空港だったりとか(成田は立地は千葉大からだとそこそこいいんですけど、伊丹空港と同様に近隣の住民への騒音配慮のために遅くまで飛行機が離発着できないので出発地の最終便の出発時間がちょっと早い)、荷物の重量に結構制限があたりだとか
ついでに言うと時間にめっちゃ厳しくて60分前とかにチェックインを済ませてないといけなかったりとか。
そんなわけで実は今まで国内線でLCCを使ったことがなかったりします。
じゃあどうしてるのって話なんですが。
①クレジットカードでなんでもかんでも決済してマイルをひたすらためまくる
ANAのクレジットカードだとマイルの交換のレートが悪かったりするので、JALをおすすめしています。社会人になると大して変わらないんですけどね。JALはJALカードnaviというクレジットカードを出していて100円で1マイルたまるサービスを提供しています。年会費が無料で60万円分買い物すると1往復分マイルがたまります。
てなわけで、これを使って結構旅に出てたり。ただし、予約が4日前に必要だったり、期間に最近制限ができてしまったのでちょっと取りにくくなってしまったのが難点です。ただ、実質無料で飛行機乗れてるあたり文句言えねえもんなあとか思ったり。
②スカイメイトで行く
自分の最近のトレンドはこれですね。繁忙期とかだと結構難しいんですが、実は当日空港に行って飛行機に乗るとかなり安く乗れます。最大普通運賃の6割引き。これはANA、JAL共通です。ついでに言うと北海道にいくならAIR DOなんかもおすすめですね。石垣島まで片道2万円でいけたり、air doなら釧路(北海道の一番東の空港)まで10000円で行けたりとかなり安く旅できます。これのネックは当日空港に行くまで空席があるかどうかわからない上に、最終的に空席が見込まれる場合にのみ搭乗できるので、お盆の時期や年末年始とかはかなーり厳しいですね…。かわりにそれを外せばよっぽどのことがない限り乗れるのでおすすめできます。
年齢制限が航空会社によってあるので注意が必要です。ANAが24未満、JALとAIR DOが26歳未満なのでこれ以上の年齢の人には適用されません。
ので、これを超えてしまっている人は早割だとかLCC使っていくしかないのかな…。って感じです。当日は必ず年齢が確認できる身分証明書を持っていきましょうね。
あと、初めてスカイメイトを使うよって人はマイレージクラブへの登録が事前に必要になってきますので時間に余裕をもった行動をおすすめします。
慣れてくると飛行場到着30分前に行っても余裕でいけますね。
スマートU25(ユース25)[国内線]|ご予約/旅の計画|国内線航空券予約・空席照会|ANA|ANA
AIR DO
AIRDOスカイメイト | 運賃 | 旅行の計画 | 北海道発着の航空券予約ならAIRDO(エア・ドゥ)
~ぼくの旅の例~
というわけで、以上のこと踏まえて普段の旅の裏側というか流れをざっと書きます。
一週間前ぼく「ざっくりとここ行きたいなー。」
↓
4日前 特典航空券に空きがあれば予約をぶち込む、あいてなければ当日まで待機
↓
当日 飛行場に行く。スカイメイトor特典航空券で飛行機に搭乗
↓
現地到着、ここで宿の検索と行先を考える、フリー切符使っていろいろまわる
↓
16時くらいに宿をとる
↓
夕飯だけ先に済ませてから宿へ
↓
宿泊
↓
翌日朝の朝食を食べる
↓
いろいろいく
↓
帰りの飛行機スカイメイトor特典航空券で帰る。
こんな感じの流れで旅をしてます。
旅の行先の知識の輸入の仕方
よく、旅の話になると聞くフレーズが「どこでそんな知識仕入れたの?」というそれですね。実際、行きたい!と思う旅先に出会うのって結構難しいんですよね…。僕も結構苦労したりしてます。
けど、一番手っ取り早い話を言うと「時刻表の路線図を開いて地名でネットサーフィンして画像検索」これに尽きますね。
実は時刻表ってもんのすごく行先を決めるのに有用な教材だったりするんですよね。
時刻表って実は時刻だけ載ってるだけの本だけでなく観光地とかも載ってるんですよ。その中で一番使えるのは時刻表の路線図のうすい緑で塗ってあるエリアだったりするんですよ。
そこの表記の意味はここに観光地がありますよ、という意味合いなので調べてみると結構絶景に出会えたりします。
そのほか2chとかの旅のまとめサイトとかでいろんな人があげてくれてる写真とか見てぴんときたとことか。結構探そうと思えば探せちゃうんですよね。
大体その行きたいところをまわりきったら今度は意味もなく旅に出ることを開始します。そして降りたい駅で降りてそのまわりを散策する、といったことをしたりなど。旅は突き詰めても突き詰めても終わりがないので本当にやりがい感じます。
とかとか、ちょっと脱線しましたね。こんな感じで旅の知識を輸入してます。
~旅のおすすめスポット~
というわけでお待たせしました。この記事を読んでる人でもしかしたらこの項目が目当てで頑張って読んでくれてる人もいたのかもしれません。おすすめスポットを書いていきます。
【北海道:層雲峡】
はっきりといいます。層雲峡ってなにもありません。いや、ほんとに。
スキーで発展しているところなので夏場はびっくりするぐらい人がいないんですよ。
そして、正直このまわりのホテル2軒にそれぞれ一泊ずつしましたが、正直言いましょう。北海道にしては飯がそんなにおいしくない!
いやあ、びっくりしました、北海道て結構おいしいごはんを期待していくところだと思うんですが、見事に期待を裏切ってくれましたね。
ただ、そんな層雲峡の朝は本当に格別です、朝6時始発のロープウェーに乗って水蒸気がたまった朝にはなんと雲海が見れます。結構お手軽に雲海が見れるのですっごいおすすめできるんですよね。雲海が見れる日はまず、下界は死ぬほどどんよりした天気です。当たり前なんですけどね。けど、ロープウェーで上にいくと雲を抜けて行ってそれはそれは見事な雲のじゅうたんが見れます。ただ、見れるのには気象条件とかが絡むので前日雨が降ってかつそこそこ涼しい日とか狙うといいでしょう。多分大体見れます。
お手軽に絶景が見れる層雲峡は飯がおいしくないことを除けば最高ですね。
【北海道:函館】
多分年に一回行ってます。あのね、景色もきれいなうえにご飯がマージでおいしい。函館の夜景や赤レンガ倉庫はかなり有名なので割愛しますね。なんといっても、函館限定のファストフード、ラッキーピエロはマジでうまいんですよ。ご当地ハンバーガー屋でメニューの飲み物にガラナがあったり、からあげがあったりとにかくマックとかモスバーガーにはないようなものを取り扱っています。しかも場所によっては深夜の一時とかまであいてるので夜食にもいけるかなり汎用性が高いハンバーガー屋さんです。
あと、「札幌の塩、旭川のしょうゆ、函館の塩」で語られる函館の塩ラーメンは格別です。特に「あじさい」は本当においしい。札幌で食べたあじさいの比じゃない函館のはおいしいんです。あの独特の塩辛さとスープと麺のハーモニーはあそこでしか味わえないもの。本当にぜひ食べに行ってもらいたいもんです。ついでに言うと近くに温泉もあって谷地頭はちょっと熱めだけど値段も安くてそこそこ質もいいしアクセスもいいので湯の川よりかは函館市内に宿をとっていくのがおすすめです。
ちなみに、函館には日本でおいしい朝食ホテルランキングTOP10に入った「ラビスタベイ函館」と「函館国際ホテル」がありますので、そちらもぜひ泊まってみたいものですね。ちなみに函館国際ホテルは2160円で朝食単体を外部でも食べることができます、目の前で鉄板で肉を焼いてくれたり、いくらのかけ放題刺身の取り放題、そのほか北の幸てんこもりな朝食が楽しめるので是非ご賞味あれ。
函館の夜景は最近すっごい観光客が増えてきてて、ゆっくり見れないからもしかしたらあんまり感動しないかもしれない。ちなみに、箱館山の標高は334mです。あと山から見えるくびれの部分は北海道南部のくびれではないという話はかなり有名な話。
路線の紹介になってしまって、申し訳ない。けど本当にここは絶景なんです。海沿いをひた走る五能線は秋になると黄金色にそまった田んぼの中を走り、そして北に向かうにつれて日本海の青が眼下にせまってくる、景勝地というかみどころがいっぱいの路線。この沿線に白神山地だったり、ひょうたんの形をした浴槽が海のど真ん前にある不老不死温泉があったり。多分一日じゃ足りない。2日かけてゆっくり見たい路線。ただし、ネックがもんのすごく本数が少ないので確実に指定券をとってから向かうようにしよう。4時間に1本しか電車がこないとかそんなのもあったりするので、なお注意。
冬場になるとさらに本数が減るうえに凍えるから注意しよう。
最近できてないけど、2年連続でホームに腰かけて夕日を見ながら駅弁を食べるムーブをした駅。日本で海が最も近い駅と言われてる駅のうちのひとつで本当に眼下は海。そして、日本海なので、夕日ががっつり沈んでいくその様子は神様が降臨したようなそんな感じ。夕日が沈む1時間前から日没後30分がおすすめな時間。海の青さと夕日が沈んでいく様を両方とも見れるからいいぞ~。
【長野県:姨捨駅】
大学の同期やバイトの同期などを連れて行ってその全員からもう一度行きたいという声をいただいた駅。本当に周りになにもないけれど、眼下の右下に広がる棚田と善光寺平の長野市内の様子のマッチングはなんともいえない素晴らしさがある。特急しなのが下の線路を通過していく様子は銀河鉄道が疾走していくような感覚で本当におすすめ。1時間じゃ足りない、2時間はいたい、そんな場所。ちなみに一番最初に旅した18歳の夏から後述する伊勢神宮とここが今の年まで毎年行ってるスポット。
神社とかあんまり興味ない人からしたらあれかもしれない。けどめっちゃ癒される。ちなみに半分の月がのぼる空の聖地であり、まんぷく食堂というところのからあげ丼は本当に絶品なので食べに行ってほしい。そして、神社の前の赤福、手捏ね寿司、伊勢うどんは多少デブになってもいいから食べてみてほしい。赤福は僕が初めて好きになったあんこのお菓子なのであんこがだめで…って人はまずあそこのあんこを試してみてほしい。お土産用ではなく現地で作られた赤福でなればいけないというのがみそである。ちなみに前まで赤福3つで240円だったのが2つで180円とかに値上げしたっぽいからちょっと残念。でもうまいから食べる。
夏場だと赤福のかき氷とかあるからなおおすすめ。
正直、昨年行くまで島根と鳥取なんてなんもないど僻地で砂丘もそんな大したことないやろと、島根県民鳥取県民顔真っ赤になりそうなこと思ってた。本当にごめんなさい。鳥取砂丘ものすごい見どころありました。ただの確かに砂場っちゃ砂場なんですが、にしてもその規模がでかい。ちなみに瀬戸内海を飛行機で飛んだ時に砂丘ががっつり見えたくらいにはでかい。そして横だけじゃなくて上にもでかい。ネタじゃなくのぼるのがきつかった。そして頂上につくと吹き荒れる暴風。自然ってすげえなあっていうのを実感できました。いろいろスケールがおかしい鳥取砂丘は一回行ってみたらきっとまたもう一回行ってみたくなると思う。
【広島県:呉軍港めぐり】
広島といえば広島風お好み焼き(広島焼きとかいうと某広島県民に殺されそうなので正しく表記)や宮島のイメージもあるけど、いやいやここには海上自衛隊の基地があります。ちなみに大和のミュージアムもあったりするよ。リアルな哨戒艦だったり潜水艦だったり、普段だったら絶対お目にかかることができないような艦船がそこらかしこにあった。艦これとかアズレンが好きな人ならもしかしたらはまるかもしれない。
【熊本県:鍋ケ滝】
滝の裏側にいけるということで一気に話題沸騰した鍋ケ滝。ネックは車でしかいけないというアクセスの悪さ。でも、その景観はインスタとかにあげるならきっと絶対ものすごいイイネの数が飛んでくるようなものだと思う。滝の周りはものすごく美しくて、滝を裏側から見るとこうなってるのかっていう感動を実感できるかと。ぼくは結構好き。
【鹿児島県:さくらさくら温泉】
ぼくの定宿。霧島温泉と霧島神宮のちょうど中間くらいの山の中にある一軒宿。ここの201号室には3年連続でお世話になっています。ちょっと山の中にありすぎるせいで、カメムシが廊下に空きとかだと転がってたりするけど、24時間使い放題の貸切風呂や、無料でセルフ泥パックができる露天風呂は他にはないよさがあります。ぶっちゃけここと指宿セットで2泊3日訪問とかだけの旅でも絶対満足度は高い。
みたいな感じで。本当はもっともっと載せたいところだったりきれいだったりするところはあるんですが、あんまり書きすぎると止まらなくなるので、どこかいいとこ知ってる?みたいなのは、個人的に聞きに来てもらえると全然答えます。
みたいな感じでおおまかな旅に関しての記事紹介は終了です。
ここからはちょっとした余談。
~旅をしたいと思ってる人へ~
旅って結構不安なことだらけで不確定要素が多くて現地についてから本当に帰れるのかなあとか不安に思ったりとか。結構そんなことがあったりします。実際、「行動力ある」とかありがたい評価をいただくことも多かったりしますが、そんなことは本当はないんですよね。サイコロの旅とか純粋に面白そうだからとか、旅も見たことないものを見たいからとかそんな理由で始めたり。きっかけなんてのはものすごく簡単な理由からでした。
そんな難しく物事を考えることなく単純にそこには何があるのか、そこでおいしいものが食べたいなとか、それを自分一人でおっくうでできそうにないなら周りの人を誘って行ってみたらきっとすごく楽しく旅ができるんじゃないんかなって思います。
人を誘っちゃうとあとは自然に計画なんてのは進んじゃうのでぜひ自分から周りの人に臆することなく声をかけてみてみてください。きっと旅が嫌いって人ってそんなにいないと思うし、あわせやすい趣味だと思うので。
もし、行く人いねーよって人がいたら是非僕に声かけてみてください。一緒にいろんなところ行きましょう。